お知らせ

2024.05.31

Hello Friends! W!th LINEヤフーにダイニー執行役員 益子が登壇、串カツ田中様の成功事例をご紹介【LINEヤフー × 串カツ田中 × ダイニー】

この度、飲食店の売上アップを先導する「ダイニーモバイルオーダー」の開発・提供を行う株式会社ダイニー(本社:東京都港区、代表取締役: 山田 真央)の執行役員 益子雄児は、LINEヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:出澤 剛)が渋谷ヒカリエホールにて開催した「Hello Friends! W!th LINEヤフー」に登壇し、株式会社串カツ田中(本社:東京都品川区、代表取締役社長:坂本 壽男)織田様、LINEヤフー株式会社 富永様と共に、ダイニー及びLINE公式アカウント活用における成功事例をご紹介させていただきました。

【講演テーマ】

串カツ田中が実現する LINEを活用した飲食店DXとは?

【登壇者】

LINEヤフー株式会社 バーティカルセールス本部 本部長 富永翔様
株式会社串カツ田中 取締役 織田辰矢様
株式会社ダイニー 執行役員 営業統括 益子雄児

【講演動画~6/30まで公開】
https://pages.lycbiz.com/hellofriends/top/

登壇された3名

講演動画(6/30まで視聴可能)

https://pages.lycbiz.com/hellofriends/top

講演の様子

長期的な未来を見据えてLINE公式アカウント、ダイニーの活用を進めてきた串カツ田中様

弊社インタビューでもお話しいただきましたが、コロナ禍(2020年)においていち早くダイニーを導入いただいた串カツ田中様。(串カツ田中社インタビューはこちら

当初から長期的な未来を見据え、モバイルオーダー導入で省人化するだけでなく、リピーターの来店頻度の向上による売上・利益率アップにつなげられており、昨年2023年12月には直営150店舗にダイニーを導入完了いただきました。

注文時に自動でLINE連携するダイニーの強みを活かし、今では、全店舗で150万ID以上を取得され、お客様情報を生かした販促や、LINEで予約によるコスト削減、LINE公式アカウントのリッチメニューで採用など、幅広くダイニー、LINE公式アカウントを活用されています。

串カツ田中のKGI、KPI

以下、講演内で紹介があった串カツ田中様の成功事例を簡単にご紹介いたします。

ダイニー、LINE公式アカウント活用による串カツ田中様の成果

  • LINE経由の予約が282%アップ、全体の予約数133%アップ
LINE経由の予約が282%アップ、全体の予約数133%アップ
  • お客様の注文体験向上、業務効率改善により人時売上が12%改善
お客様の注文体験向上、業務効率改善により人時売上が12%改善

織田様は、省人化だけでなく、注文の取りこぼしや急な人員不足による入店のお断りを防ぐことができ、人時売上高を上げることができたとお話しされました。とはいえ、チンチロリンなどお客様への接客ポイントは変わらず重視されていて、モバイルオーダーが接客の質を下げることの直接限定的な要因にはならないとお話しされました。

  • LINE公式アカウントのアルバイト応募導線により毎月100件の応募あり

再来店率を上げるための取り組み

リピーターを軸にした集客に関しては、2つの施策をメインにお話しされました。

  • お客様情報を活用したクーポン配信

お客様の来店・喫食情報に合わせて効率よくメッセージ配信ができるダイニーの特徴を活かし、「初回来店の14日後にクーポンを自動配信」設定をしたところ、2回目の再来店率が5.42%に上がりました。

また、初回来店者だけでなく、半年以上来店がないお客様への掘り起こし配信や、常連客に向けた配信など、お客様に合わせた配信を実施。効率よく再来店率を上げられています。適切な人だけに送られるからこそ、一番の懸念点であるLINE公式アカウントの友だちがブロックされることも少なくなるとメリットをお話しされました。

お客様に合わせたメッセージ配信

また、串カツ田中京王永山店では、リピーターとリピーターが連れてくる新規客の売上が売上全体の約半分を占めるなど、リピーター・新規集客の成功事例を可視化。このように、データでお客様の情報を可視化できることのそもそもの強みを強調されました。(リピーターが連れてくる”お連れ様”のリピート率、客単価に関する記事はこちら

  • 「田中で飲みPass」により再来店の早期化、総来店回数の増加に成功

再来店の早期化を促す、格安ドリンクの1ヶ月定期券「田中で飲みPass」においては、今まで試行錯誤されてきたエピソードを織田様よりお話しいただきました。もともとオンライン上での配布、活用にトライしたものの、クレジットカード情報の入力などお客様に手間がかかることで促進されず、カードにして手渡しするも効果測定ができない状態だったとのことでした。

そこで、ダイニー導入により「田中で飲みPass」の販促と、利用者の来店情報を可視化できるようになったことで、購入者の再来店が早いかつ多くなり、1年間の総来店回数も多くなるという効果が判明。さらに、「田中で飲みPass」購入者だけが購入できる「田中で飲みPassゴールド」を開発し、さらなる常連化に向けて施策を打つことができたとお話しされました。これにより、試算では5億円ほどインパクトが出るとのことです。

今後のダイニー活用の展望については、来店翌日に自動で配信されるQSCアンケートの結果を店舗ごとに比較し、再来店意欲を最大化するためのお店づくり、店舗管理に役立てていくとのことでした。

QSC向上へ

飲食店においてDXを成功させる近道とは

講演としてはダイニー・LINE公式アカウントの具体的な活用が主な内容でしたが、講演のまとめとして、飲食店においてDXを成功させる秘訣をお話しされました。

それは、「強い意志を持って徹底し続けること」。

新しい施策に不安や懸念はつきものですが、「絶対に成功させる」という強い意志のもと、信じてやり通すことが大事だと結論づけられました。

お店での活用を徹底するためにも串カツ田中様ではKPI達成を店長の評価制度に入れているとのことでしたが、そうでない場合でも、目標設定をして達成した場合は全体の前で称賛する場を作るなど、気持ちよく現場スタッフの方々が高め合える環境を作ることが大事だと織田様はお話しされました。

成功への近道

【講演動画~6/30まで公開】
https://pages.lycbiz.com/hellofriends/top/

終わりに

この度は、大変貴重な機会を頂戴し、ダイニーと串カツ田中様、LINEヤフー様で一緒に創り上げてきた成功事例をお話しさせていただきました。当日は300名以上の方々が参加され、写真を撮る方も多く、少しでも参考にしていただければと思いました。

配信結果、QSCスコア、喫食情報など、さまざまなデータをリピーター率というお店の繁盛のバロメーターになる指標と絡めて可視化できることの強みや、日々お客様のIDを獲得することでマーケティングツール・CRMツールとして活きてくることの強みを、串カツ田中様の事例によりインパクトある形でお伝えできたのではと思います。

また、LINE無くして存在しえなかったダイニーモバイルオーダーですので、こうやってLINEヤフー様と一緒に同じ舞台で成功事例をお伝えできたことに、大変嬉しく思っておりました。

まだまだ道半ばの私たちですが、飲食店の活気を支えるインフラとなることを目指し年44回アップデートする早さで成長するダイニーに、期待と覚悟を持ってご活用・協業いただけていることに改めて感謝の気持ちがあふれた講演でした。

また、MIYASHITA PARKの屋上には本イベントの特設会場があり、食団連による能登支援、フードリバイバルのブースもありました。講演後は登壇された富永様や食団連の方々と能登の食材を頂きながら交流をさせていただき、日本の食文化を発展・継承させていくという大きな目標に向かう過程を共に楽しんでいけることの素晴らしさを噛み締めておりました。

左から食団連 執行理事 深見様、株式会社ダイニー広報小原、LINEヤフー株式会社 富永様

私たちが決めていることは、今回のイベントの結論にもあったように、「実現するまでやり続ける」ということです。飲食企業様の活気を支える最高のパートナーであれるよう、協業・パートナー企業様と共に、飲食業界に向き合い開発・伴走してまいります。

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