顧客インタビュー

ShortCakeCompany

ケーキ専門店にダイニー導入!?顧客情報を接客やメッセージ配信に活かし、リピーター売上20%を達成!「ShortCakeCompany」のダイニー活用法

  • ダイニー POSレジ
  • ダイニー モバイルオーダー
  • ダイニー顧客管理
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  • #カフェ
クライアント画像

「ShortCakeCompany」は、東京都新宿区、歌舞伎町にあるショートケーキ専門店です。株式会社縁多 代表の岳野めぐみさまは、18年間料亭で接客サービスの経験を積んだのち、コロナ禍にSNS運用の会社を立ち上げて多くの飲食店を支援。その後、歌舞伎町エリアには若い女性が多いのにケーキ屋が少ないと気づき、夜ケーキの文化を作るべく「ShortCakeCompany」をオープンしました。2024年11月に1フロアを増築するタイミングでダイニーを導入。顧客情報を接客やメッセージ配信に活用するなどしてリピーター売上アップを実現させた活用方法を、岳野さまに伺いました。

  • 導入の目的

    ・モバイルオーダーの活用による業務効率化と接客時間の創出
    ・投げ銭機能「推しエール」の活用による従業員満足度アップ
    ・顧客情報の収集とメッセージ配信
    ・リピーター率アップ

  • 施策

    ・モバイルオーダー画面の作り込みによるブランディングの強化と再来店の促進
    ・モバイルオーダーの活用による業務効率化と顧客情報を活かした接客
    ・アンケート活用と社内MTGの実施
    ・LINEメッセージの配信
    ・投げ銭機能「推しエール」の活用

  • 成果

    ・ダイニー運用開始4カ月でLINE会員6,800人を獲得
    ・客単価が2,200円を実現
    ・アンケート項目「再来店意欲」87点獲得
    ・リピーター売上比率約20%を達成
    ・「推しエール」獲得金額月平均5万円獲得で従業員満足度アップ

ルビーショコラショートケーキ
ルビーショコラショートケーキ

接客力強化のためにダイニーを導入。レジで顧客情報を確認し、接客に生かすことに成功

ーダイニーを導入したきっかけと目的は

岳野さま:きっかけはダイニーを活用している株式会社Dazyの代表取締役、林さんがSNSでダイニーが良いと発信しているのを見たことです。当店は以前、2階のカウンター席12席だけで営業していましたが、盛況につき3階を増築することになりました。そこで、業務の効率を上げ、接客に必要な時間を確保するために、モバイルオーダーの導入を検討し始めました。当店では高価なケーキを提供しているため、提供時にケーキの魅力や価値をしっかり伝える時間が重要だと考えているからです。

他社のモバイルオーダーとも比較しましたが、注文時にLINE連携して顧客情報を自動的に蓄積できるという点も魅力に感じ、接客強化やリピーターを増やす目的も含めてダイニーを導入することにしました。また「ダイニーモバイルオーダー」の投げ銭機能「推しエール」(※)も魅力的で、スタッフのモチベーションを高められると考えました。

(※)「推しエール」:接客やサービス力が高いスタッフに、お客さまがモバイルオーダー上で投げ銭を贈るシステム。贈った「推しエール」金額はお会計に加算される。

モバイルオーダー利用率の推移

ー顧客情報を活用してどのように接客を強化したのか

岳野さま:「ダイニーPOSレジ」のテーブル一覧画面には、お客さまが初回来店なのか、リピーターなのかなどの顧客情報が表示されます。そこで、会計時に顧客情報に合わせたお声がけをすることで、退店時の印象をより良くできるように徹底しています。例えば、リピーターにはまずスタンプカードの有無をお伺いしてから、来月の新メニューについてご紹介したり、新規客には来店のきっかけを聞いたりしています。そうすることで、味の感想を聞くだけに閉じない会話のキャッチボールができるようになります。接客の質を上げるためには、第一にスタッフがお客さまとの会話を楽しむことが不可欠です。日々の業務の中で、お客さまとの生きた会話を楽しんで欲しいとスタッフには日々伝えています。

顧客情報

モバイルオーダー画面に工夫を加え、ピークタイム外の集客を強化。4カ月でリピーター売上20%を達成

ー接客強化の他にダイニーを活用して行っていることは

岳野さま:1つは、モバイルオーダー画面の作り込みによるブランディング強化と客単価アップ、再来店の訴求です。最上部には期間限定ケーキやおすすめケーキを大きな画像で表示していて、これをタップすると、商品紹介やおすすめのペアリングドリンクが表示されるようになっています。そして、おすすめメニューの下にチョコレートなどのお菓子を中サイズの画像で並べることで、その後の追加注文につなげています。これらの工夫の結果、ダイニーを導入して、客単価は2,200円までアップしました。また、お客さまが比較的少なくなる時間帯の再来店率を上げるために、平日19:00〜21:00はハッピーアワーメニューを、21:00以降はシンデレラパフェの限定メニューを作成しました。これを違う時間帯でもPRとして掲載していて、「次回はこれを食べに行きたい」と思っていただけるように工夫をしています。他にもオリジナルグッズの販売をモバイルオーダー上で行い、ファンになってくださった方の購入やSNSでのシェアを促しています。

モバイルオーダー画面の作り込み
客単価の推移

岳野さま:また、ダイニー運用開始4ヶ月でLINE会員が6,800人を超え、これを活かして来店翌日に送られるアンケートの回答を顧客満足度アップのために活用したり、リピーター率アップのためにメッセージを送っています。毎週スタッフ間でアンケートの点数と、お客さまのコメントを細かく確認して改善点を話し合った結果、2025年1月のアンケート「再来店意欲」項目は87点を獲得することができました。(ダイニー加盟店平均は82点)メッセージ配信は、ターゲットに合わせたセグメント配信を行っています。例えば、2025年1月に、20歳のみに新成人キャンペーンのクーポンを配信したところ、3日間限定のキャンペーンでしたが、開封者の10人に1人が再来店するという結果が出ています。このように、顧客満足度を上げるための施策やLINEを活用した配信に取り組んだ結果、リピーター売上比率は運用開始4カ月で約20%を達成することができました。

投げ銭機能「推しエール」で従業員満足度向上を実現。1カ月で1万円以上の投げ銭を受け取るスタッフも

ー投げ銭機能「推しエール」の活用によるスタッフの変化は

岳野さま:お客さまから贈られた「推しエール」金額は全額スタッフに還元しているため、スタッフのモチベーションアップにつながっています。想像以上の成果が出ていて、1カ月で1万円以上の「推しエール」を獲得しているスタッフもいます。お客さまからスタッフへの応援の形で「推しエール」が贈られることが多く、スタッフがSNSで喜びの声を発信しているのを見かけました。一般的なケーキ屋では、パティシエはお店の奥でケーキを作るため、お客さまの喜ぶ姿を見ることができません。そこで、当店では、お客さまから見える位置にカウンターを置き、パティシエがカウンターでケーキの飾りつけをしてからお出しするオペレーションにしています。このようにパティシエとお客様の接点を増やした結果、ホールスタッフだけではなくパティシエも「推しエール」を頂くことができ、多くのスタッフの働きがいにつながっています。

「推しエール」画面と喜びのX投稿

ーダイニーを一言で表すと。

岳野さま:なくてはならない存在です。業務効率化だけでなく、接客強化、ブランディング強化、スタッフのモチベーションアップ、そしてリピーター売上アップなど、幅広い領域で成果を実感しています。今後もダイニーを活用しながら店舗展開を進め、新宿に夜ケーキ文化を創るために挑戦を続けていきます。

株式会社縁多のご紹介

社名株式会社縁多
住所 東京都新宿区新宿 1-36-2 新宿第七葉山ビル3階
設立 2021年08月
代表岳野 恵美
事業内容ケーキ専門店「ShortCakeCompany」の運営、SNSコンサルティング・運用サポート
企業HPhttps://www.en-ta.jp/

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