顧客インタビュー
株式会社オーゼットカンパニー
目黒の大繁盛店「オカモ倶楽部」など大阪・東京で26店舗を運営。お客さまもスタッフも集まる、オーゼットカンパニーの理念と組織づくり
- ダイニー POSレジ
- ダイニー モバイルオーダー
株式会社オーゼットカンパニーは、「焼鳥 とり藤」の和食業態、「肉どうし」の焼肉業態から「魚屋 十忠八九」「魚の店 オカモ倶楽部」等 魚業態まで、直営で26店舗を運営しています。「赤の他人にもおもろいと感激を」を理念に、笑顔と活気と感動溢れるお店づくりをしています。
お話は、代表取締役の岡本匡洋さまと東京マネージャーの岡本圭祐さまにお伺いしました。
2021年12月に中目黒にオープンした「魚の店 オカモ倶楽部」
【インタビュー同席者】
株式会社オーゼットカンパニー 代表取締役 岡本匡洋さま、東京マネージャー 岡本圭祐さま(以下岡本(圭)さま)
インタビュアー:株式会社ダイニー 代表取締役 山田、広報 小原
2021年に大阪の店舗でダイニーを導入。モバイルオーダーの先駆者になった理由
ダイニー小原:ダイニーを導入したきっかけは何ですか?
岡本さま:真央(代表山田)が総理大臣になるって言ったからです(笑)。
というのは半分冗談で、ちょうど入れようと思ってた時に会って、話を聞いて決めました。
ダイニー山田:ダイニーを導入いただいたのは2年前になりますが、当時モバイルオーダーには懸念点無かったですか?接客に力を入れたい店舗さんだとマイナスに思う人も多いので。
岡本さま:むしろプラスの方が大きいやんって思いました。
有難いことに繁盛店で店舗が忙しいので、ストレスを下げられるなというのもありましたし、料理の提供時にちゃんと説明する時間を作りたかったというのが大きかったです。
ダイニー小原:ダイニー導入後、実際に力を入れられたのは接客まわりだったんですか?
岡本さま:そうですね。一番は接客の強化です。
今となってはもうダイニーが当たり前すぎてもう新鮮がないですけどね(笑)
ダイニー小原:そのくらいに当たり前の存在になっているのは嬉しいです、、!
人員ー1でも「ダイニーあったらいける」の声が出る
ダイニー小原:ダイニーを導入して良かったと思うのはどんな時ですか?
岡本さま:当日スタッフのドタキャンがあっても強気で行けるようになったことですね。
マイナス1(当日の欠員が)に対して強気に挑めますし、 何ならマイナス2でもいけます。
「ダイニーあったらいける」の声が合言葉みたいな感じで勝手にスタッフから出るので、
これはかなりすごいことやなと思います。
ダイニー小原:それは嬉しいです。みんなで声を掛け合って士気を上げているスタッフの皆さまも素敵です。
岡本さま:店の空気は大事です。そういう意味では、今は店長の教育、ES(従業員満足度)に一番力を入れてますね。
ダイニー小原:そうだったんですね。ESに取り組まれている企業さまのお声をよく頂くので勉強になります。ダイニーもまさに今ES領域の検証を進めています。
他にこんな風に活用している、というのはありますか?
岡本さま:今は全部マネージャー、各店舗に任せてるんで僕は詳しくはわからないですけどね。
当時はLINE配信もやってました。基本的に集客は困らないですが、空きが出来たところだけクーポン配信したりはしてました。
ダイニー小原:なるほど!配信結果も分析したりしていらっしゃったんですか?
岡本さま:僕は見てなかったですけど、店長は見てたと思いますよ。
ダイニー山田:ちなみに、2023年5月は、28,000人にメッセージ配信をして、配信売上720万円出てますね。すごいです!
岡本さま:色々試行錯誤してくれてるみたいですね。
ダイニー小原:モバイルオーダー画面も工夫されてて本当に凄いです!先日セミナーでお伝えしようとしたら、企業秘密とのことで公開禁止でしたが(笑)
岡本さま:色々モバイルオーダー見ましたが、「ダイニーが一番ええやん」って思いますね。
ダイニー山田:ありがとうございます!!
うたげどころ うおっしゅの配信分析画面のサマリ部分。
配信がどのように売上に貢献しているのか、一目でわかる仕組みになっています。
メッセージ別の配信効果も確認可能です。
オーゼットカンパニーの理念に寄り添うダイニー
ダイニー小原:今後のビジョンや取り組みたいことはありますか?
岡本さま:会社全体として改めてダイニーを意識して活用できるようにしたいですね。
推しエールの写真も、もっと面白くして促進したいです。
お客さんが推しエール画面の店員さんの顔見てるんですよね。
「素敵な子がいる!」ってリピーター来るんちゃうかなって思ってます。
もっとダイニーでおもろいことやっていきたいですね。
株式会社オーゼットカンパニーのHPトップページ。
お会いした皆さまがこの言葉を体現されているのを感じました。
代表取締役岡本さま(後方左)とダイニー代表取締役の山田(岡本さまの右隣)と株式会社オーゼットカンパニーの社員さま
東京マネージャーが語る代表の背中
ダイニー小原:岡本社長より、現場のことは現場に、ということでしたので、
ぜひ現場を見ていらっしゃる岡本さまにインタビューをさせていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします!
岡本さまご自身はどういったご経歴でいらっしゃるんですか?
岡本(圭)さま:入社して7年目になるんですけど、元々卒業後違う仕事をしていて、
同級生の紹介で25歳の時に入社しました。大阪の店舗で働いて1年半で東京のお店の店長になって、今は東京3店舗のマネージャーをしています。
ダイニー小原:凄い抜擢ですね、、!岡本社長はどんな存在ですか?
岡本(圭)さま:最高です(即答)
背中がデカすぎて無理です(笑)あんな大人になりたいです。
ダイニー小原:その言葉がすぐ出るのがもう最高ですね、、!普段からやりとりはされてるんですか?
岡本(圭)さま:電話やメッセージはよくしています。
ただ、本当に今まで叱られたことがないんですよ。なんでも応援してくれます。「任すわ〜」って。僕ら中間管理職の立場も、プレッシャーはありますが、それを喜びと思ってます。
ダイニー小原:なるほど、、!温かくて大きな背中なんですね。
大阪オフィスで岡本社長と社員の皆さんとお話しさせて頂いた時に感じたのですが、
皆さん家族みたいですよね、、!
岡本(圭)さま:本当に家族のように見てくれますね。社員との時間を大事にしてくれます。
ダイニー小原:素敵すぎますね、、!愛を感じます。
東京マネージャー岡本さま
「僕らなりの◯◯を」ダイニーを最大限に活用し圧倒的成果に
お客さまのメリットを伝える
ダイニー小原:ぶっちゃけ、ダイニーを使うと知った時の第一印象はどうでしたか?
岡本(圭)さま:全然良いと思いました。東京にいたので、以前から他店でモバイルオーダーを使う機会は時々あったので。正直なところ使いにくいモバイルオーダーも見たことあったので、入れるならダイニーで良かったと思いました。
ダイニー小原:そうだったんですね!違和感なく使い始めていただけたのであれば嬉しいです。実際使ってみてどうでしたか?
岡本(圭)さま:やっぱり使いやすいですし、アップデートが早くてすぐに対応してくださるので有り難いです。お店の構造上、目が届きにくいところでもストレスなく注文してもらえるので有り難いですね。
特に中目黒は若い人が多いので、皆さんすんなりと使ってくださいます。
逆に、丸の内店は年齢層が高いので、モバイルオーダーに抵抗がある方もいらっしゃいますね。
ダイニー小原:その時はどんな風にお伝えされてるんですか?
岡本(圭)さま:「メニューが写真や動画で見れますよ」って伝えると、ああそう、って読み取ってくださいますね。
ダイニー小原:なるほど。お客さまのメリットをしっかり伝えていらっしゃるんですね。
オカモ倶楽部 中目黒店の店内。入り口の扉を開けると、
お手頃価格で美味しそうなメニューがたくさん目に入ります。
ダイニーのモバイルオーダー画面を最大限に活用!現場を巻き込む秘訣とは
ダイニー小原:ダイニーのモバイルオーダー画面を拝見したのですが、結構意識して作りこんでくださってるんですか?
岡本(圭)さま:そうですね。おすすめの部分はこまめに変えて出数の調整をしています。
日本酒も結構変えてますね。店長がダッシュボードを見てくれてます。
ダイニー小原:そうなんですね!活用いただきありがとうございます。
ダイニーは手段・ツールなので、やはりどこまで活用しようとするかで本当に結果が変わるなと感じていまして。どうやって現場での活用を促していったんですか?
岡本(圭)さま:最初から大事にしてることを継続しているだけですよ。
「僕らなりの120%でできることをやろう」と話しています。
オカモ倶楽部の立ち上げをやらせて頂いたのですが、コロナの状況もあって当時思ったようにスタッフが集まらなかったんですよ。どうやったら人数が少ない中でできるかを考えて、ここはダイニーに力を借りさせてもらいたい。と思いました。
当時、ダイニーの竹内さん(カスタマーサクセス担当者)に「この機能ないんですか?」って聞きまくりましたね。それで色々工夫して、有り難いことに成果を出させてもらってますね。
ダイニー小原:そのスタンスと取り組み方が本当に素敵です、、!
リピーター客率って全導入店平均が8~9%なんですけど、オカモ倶楽部の9月のリピーター客率は37%で、本当に凄い数字なんですよね、、!
オカモ倶楽部のリピーター客数と、リピーターが連れてきた新規客数(紹介新規客)、リピーター客率のグラフ。リピーター客率も平均以上ですが、紹介新規客が全体客数の約20%と圧倒的に多く(全体平均8%)「また来たい・紹介したいお店」になっているのがよく伝わります。
(弊社導入店全体、2022年10月〜2023年10月の統計)
ダイニーでは、新規顧客を連れて来たリピーターのことを「アンバサダー」と呼んでいます。アンバサダーが連れてきた新規顧客(紹介新規客)の方がリピート率が高くなっており、リピーターを増やすことで、新規客が増えるかつリピートしやすいという良い連鎖が起こります。
オーゼットカンパニーの強さ
ダイニー小原:貴社の素晴らしさはまさに人と組織の力だなと感じたのですが、その強さはなぜ実現すると思いますか?
岡本(圭)さま:シンプルに面白いからだと思います。理念が「赤の他人にもおもろいと感激を」なので、共感できる・体現できるメンバーが集まっているんだろうなと思います。
ここはマニュアル化は難しいですけど、いかに一言・一個おもろいことができるかかなと思います。
なので、教育をしてそれができる人間に育てられるかも重要で、そこは人事の竹内からの教えがあるからできていると思います。
ダイニー小原:採用も教育もしっかりされてるんですね。理念が語られて浸透する組織って本当に理想だなと思います。
岡本(圭)さま:じゃないとブランドがぶれますからね。
ダイニー小原:確かにそうですね。熱いですね、、!社内はどんな雰囲気なんですか?
岡本(圭)さま:やかましいぐらい熱いですよ(笑)
役職関係なく飲みに行くことが多いですね。行きつけのお店に行ったら既に他のメンバーがいて、合流して飲むこともあります。
ダイニー小原:仲が良いのが伝わってきます。
社内のコミュニケーションで気をつけていることはあるんですか?
岡本(圭)さま:なんでしょう、やっぱり何より人間性が一番じゃないですか。そこにいるオカモ倶楽部の社員も、二人がお客さんから社員になったんですけど、
やっぱりオーゼットの活気と元気のおかげやと思いますね。
一人はミシュランの3つ星レストランにいた人です。
ダイニー小原:そうなんですね。社内外に岡本社長の背中と理念が伝わっていることがよくわかりました。
今後こんなことに取り組みたい!というものやダイニーへの要望あればお教えください!
岡本(圭)さま:具体的になりますがあります。(〜〜具体的なダッシュボード操作のご相談〜〜)丸の内店の店長もいるので呼んできていいですか。
ダイニー小原:ぜひ!!
ダイニー小原あとがき
ユーモアが溢れる岡本社長、熱くて向上心が溢れる東京マネージャーの岡本さまとお話しさせていただき、組織風土が突き抜けていらっしゃるなと私自身驚きと感動で溢れていました。
岡本社長にお会いした時に、完全に現場に任せているとおっしゃっていたので、岡本マネージャーのお話をお伺いして、現場の方々がここまで主体的に活用しているんだということが嬉しくてつい私も熱くなってしまいました。その背景には、背中と言葉で伝え合う日々のコミュニケーションがあるのだろうと思いました。「何のために?」という働く人の軸や目的(理念など)がわかりやすく明確であるほど、自然とそれに沿う意味のある行動を自分で考えて実行していくのではないかなと学ばせていただきました。
素晴らしいお時間をありがとうございました!
株式会社オーゼットカンパニーのご紹介
社名 | 株式会社オーゼットカンパニー |
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住所 | 〒553-0003 大阪市福島区福島5-1-26MF 西梅田ビル3D |
設立 | 2009年5月 |
代表 | 岡本 匡洋 |
事業内容 | ・飲食店の経営 ・飲食店の運営企画 ・広告事業部 |
企業HP | https://oz-company.com/ |
ライターの紹介
広報
小原 万美子
「人と組織の可能性が最大化する環境づくり」を軸に生きる人間。大阪教育大学卒業。学生時代は飲食店でアルバイトをし、尊敬する店長に育てられながら接客にやりがいを感じる。その後日本人1人で海外ボランティアを経験して視野が広がり、休学をしてUSJにてエンターテイナーを経験、人の心を動かす仕組みや環境を学ぶ。卒業後は教育事業会社にて広報、採用を担当。同時に個人事業主としても広報、マーケティング、デザイン等を行う。その後、日本中・老若男女に関わる環境で、人間の本質が生きる仕組みを拡げたいと、株式会社ダイニーに入社。使命に生きる喜びに溢れながら尽力中。