顧客インタビュー
株式会社O-ZONE
繁盛店でもリピーター30%!業態・地域別の戦略をダイニーで分析・改善!株式会社O-ZONE杉本さまインタビュー
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- ダイニー顧客管理
株式会社O-ZONEは、大阪市内で「pit master VAMOS」を2店舗と、京都西院で「肉どうし」をFC運営しています。VAMOSは、新しいアメリカンBBQスタイルの楽しみ方でボリュームのあるお肉を堪能できると若い世代に人気のお店。店内もビーチ感溢れるエキサイティングな空間で、手間いらずで「ホンモノのバーベキュー」を味わうことができます。福島店の2階はキッズスペース完備のフロアで、ファミリー連れの団体客も楽しめるとリピーターが集まります。
お話は、代表取締役の杉本昌隆さまにお伺いしました。
【インタビュー同席者】
株式会社O-ZONE 代表 杉本昌隆さま
インタビュアー 株式会社ダイニー 代表山田、広報小原
アウトドア・BBQが来ると思った。流行を取り入れつつ空間作りにこだわり「VAMOS」をオープン!
ダイニー山田:まず、、体格良すぎません!?初めて半ズボン姿を拝見しました。
杉本さま:元々はサッカーなんですけどね。そこからサーフィン、格闘技をやって、今は毎日走ってます。
ダイニー山田:僕走るの苦手なので羨ましいです(笑)
ダイニー小原:確かにスポーツマンな感じが溢れてますが、ずっと飲食業界なんですか?
杉本さま:そうですね。学生の時にサーフィンにハマってて、そのお金を稼ぐために飲食店でバイトをしていました。当時パチンコ屋や運送業者のバイトもしましたが、飲食は嫌じゃなかったんですよね。
元々自分で事業をやりたいというのはあって、身近な不動産か飲食が選択肢にあったんですけど、宅建の分厚い本を読もうとして、一瞬で諦めました(笑)それで飲食にしましたね。
ダイニー小原:飲食店スタッフからキャリアを始められたですか?
杉本さま:はい。元々エビバルに入社して半年で店長やらへんかと言われ、店長になったタイミングから一気に新店がオープンしていきました。4年半経って落ち着いたので、このタイミングだなと思って独立しました。
ダイニー小原:半年で店長!凄いですね、、!独立したらこんなお店にしたいというのはあったんですか?
杉本さま:元々はなかったですね。当時肉バルが流行ってて、全く同じは嫌やなと思いつつ、骨付き肉みたいなものは出したいとは思っていました。そんな中で川沿いのBBQ場が数年で賑わってきているのを見て、アウトドア・BBQブームが来るなと思いました。
でもBBQって準備がめんどくさいじゃないですか。なのでアウトドアBBQをお店で手軽に楽しめるお店にしようと決めました。
また、カフェレストランが好きで、空間作りがしたいと思うようになりました。飲食店は食だけじゃないと思っているんですよね。
ダイニー小原:そうだったんですね。お店の雰囲気がとても海っぽいなと思ってましたが、流行と杉本さんのサーフィン好きなところがかけ合わさっているのが伝わりました。
いるだけでワクワクする店内ですね、、!
ビーチに来た気分になる店内。杉本さんの遊び心が伝わる装飾が店内にたくさんあります。
リピーター計測でファン作りを実感!モバイルオーダーとデータ活用でメニュー出数も調整
ダイニー小原:そんな中でダイニーを導入したきっかけを教えていただいてもいいですか?
杉本さま:きっかけは谷村昌樹さんのブログですね。2〜3年前ぐらいだと思います。
(株式会社力は宿る 代表谷村さんのブログ記事:飲食ID経営・モバイルオーダー進化)
モバイルオーダーは当たり前になっていくだろうなと思っていました。
そこから1年半前に京都西院の肉どうし(FC加盟店)にダイニーを導入して、その半年後VAMOS 2店舗にも導入しました。
様々なモバイルオーダーを検討しましたが、見やすさと使いやすさが一番良くてダイニーに決めました。
お店側の利点でいくとやはりLINEの自動会員化ですね。
ダイニー小原:実際にダイニーを活用してどんな施策を行いましたか?
杉本さま:まずはリピーターの計測・集客ですね。
京都西院の肉どうしはインバウンド客も来ていてリピーターはそんなにいないかなと思っていたのですが、ダイニーを運用して1年経たずにリピーターが30%になってびっくりしました。(ダイニー全社平均は8~9%)
ダイニー山田:リピーター半分ぐらいいるでしょって感覚で思っている方もいるのですが、意外といないんですよね。なのでまずはリピーターをちゃんと計測することが大事なのですが、しっかりリピーターを創出されてて凄いです。
杉本さま:肉どうし自体がとてもいいので、ファンが育っているのを実感できて嬉しいですね。
肉どうしの場合は食べ物、雰囲気、手軽さが大事だと思っていて、
繁盛店なので接客はVAMOSほど行き届いていませんが、ダイニーのモバイルオーダーは見やすくて使いやすいので「ダイニーいいな」と思っていますね。
ダイニー小原:2023年8月の肉どうしのダイニーメッセージ配信効果は180万円ですね!凄いです。
他に、ダイニーを活用する上で工夫されていることはあるんですか?
杉本さま:メニュー表示です。「今日これ出したいな」っていう時にモバイルオーダー画面の表示を簡単に変えられるのは有り難いですね。実際にそれで出数が変わるので。
月1~2回メニュー全体の出数も見ていますね。それで売り出したいものをおすすめ表示にしたり、
大きく表示したりしています。
VAMOSは長期、肉どうしは短期!戦略に合わせてダイニーの活用に大きな違いがある
VAMOSはブランド認知
ダイニー小原:VAMOSと肉どうしでは全然雰囲気が違うと思うのですが、ダイニーの活用方法も違いますか?
杉本さま:ポイントが違いますね。特にここのVAMOS福島店は2階席があって10名前後の団体客が多いので、いかに団体の全員にダイニーを読み取ってもらえるかを大事にしていますね。
ダイニー小原: ダイニー読み取り時のおみくじを付けられているのはそういう意図なんですね!
杉本さま:そうですね。おみくじやってますよとスタッフに言ってもらうようにしたら、大分読み取ってもらえるようになりましたね。
ダイニー山田:昨晩弊社メンバーで食事をした際にみんなでおみくじをしたのですが、当たるとテキーラプレゼントだったので、僕は内心はずれ期待してました(笑)
VAMOSでおみくじを行った時の様子。注文時にQRコード読み取るとおみくじが始まります。
この日は全員はずれでしたが、全員が当たった卓もあったそう。
ダイニー小原: 他には違いはありますか?
杉本さま:価値提供の戦略が全然違いますね。
VAMOSは”焼肉”とか”焼き鳥”などのキーワード検索はなく、店名検索なんですよね。
なので、ブランド認知をいかにしていくかを大事にしています。どちらかというと長期的な戦略です。
アンケートの「接客」「空間」への満足度や、メッセージ配信を大事にしています。
メッセージは新商品の配信が一番刺さるみたいです。盛り付けも汚くなるとSNSでシェアしてもらえなくなるので気をつけていますね。一人のお客さんには百人ついてると思っています。
ダイニー小原:確かに、VAMOSの店内と料理、昨晩Instagramのストーリーでシェアしました(笑)
肉どうしのキーポイントをアンケートで発見
杉本さま:逆に肉どうしは、いかに決められた時間内で満足してもらうか。と言う目の前の戦いですね。
今年の7月にアンケートの点数が下がったことがあって、見ると「提供速度」が要因だったんです。
どんなに他の提供が早くても、締めの冷麺だけでも遅かったら満足度が下がるとわかりました。
厨房スタッフにもシェアをして、競合店に一緒に食べに行きました。そこの元スタッフに聞いたら、厨房にかなりの人数がいるらしくて。実際に、料理の提供速度がめちゃくちゃ早かったんですよ。
肉どうしに足りないのは速度だと実感して、人を増やして注力しましたね。
ダイニー小原:スタッフみんなで行くと言うのもすごいですね!
杉本さま:やっぱり自分で体感せんとわからへんと思っていますね。
ダイニー小原:確かにそうですね。アンケートの数字はスタッフの方々もご覧になられているんですか?
杉本さま:見てくれてますね。数字を見て自発的に変えてくれてます。
やっぱりアンケートが一番正直でわかりやすいなと思います。
「VAMOS」で東京に行きたい!マーケティングツールとしてのダイニーの可能性
ダイニー小原:今後の展望をぜひ教えてください。
杉本さま:「VAMOS」で東京に行きたいですね。
BBQのワードをもっと身近にしたいです。
あとは、今後の店舗展開の参考にしたいので、どの地域でどの業態がリピート率高いか、知りたいですね。マーケティングツールとしてダイニーを活用させていただきたいです。
ダイニー山田:ダイニーへの要望でも辛口コメントでもありましたらぜひ教えてください!(笑)
杉本さま:辛口コメントですか。ないですね(笑)
業界全体の課題でもありますが、ドタキャンされるのが嫌なので、ホテルみたいに事前決済できるようになったらベストですね。コース料理だけでもそうなったら嬉しいです。
ダイニー山田:貴重なご意見ありがとうございます!社内に持ち帰らせていただきます。
東京進出、お待ちしております!
ダイニー小原あとがき
杉本さまが真摯にお客さまの声・行動に向き合い続けていることをひしひしと感じた時間でした。
ダイニーにできることを最大限に、真面目にコツコツと活用してくださっていて大変嬉しく感じましたし、杉本さまの冷静な熱さと優しさと遊び心が創り出すVAMOSの空間が心地よく、大切な人とまた来たくなるお店だなと感じました。
杉本さま、ありがとうございました!
株式会社O-ZONE会社概要
会社名 | 株式会社O-ZONE |
代表取締役 | 杉本昌隆 |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区堂山町1番12号雅ビル2階 |
運営店舗 | pit master VAMOS 福島店・梅田店 https://p-vamos.top/ 肉どうし 京都西院店 https://nikudoushi.top/ |
ライターの紹介
広報
小原 万美子
「人と組織の可能性が最大化する環境づくり」を軸に生きる人間。大阪教育大学卒業。学生時代は飲食店でアルバイトをし、尊敬する店長に育てられながら接客にやりがいを感じる。その後日本人1人で海外ボランティアを経験して視野が広がり、休学をしてUSJにてエンターテイナーを経験、人の心を動かす仕組みや環境を学ぶ。卒業後は教育事業会社にて広報、採用を担当。同時に個人事業主としても広報、マーケティング、デザイン等を行う。その後、日本中・老若男女に関わる環境で、人間の本質が生きる仕組みを拡げたいと、株式会社ダイニーに入社。使命に生きる喜びに溢れながら尽力中。