
顧客インタビュー
株式会社ミック工房
おみくじ施策でリピーター300人増加!福岡のスリランカ料理店「不思議香菜ツナパハ+2」のダイニー活用法とは?
- ダイニー POSレジ
- ダイニー モバイルオーダー
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株式会社ミック工房は、1988年に福岡で初めてとなるスリランカ料理店「不思議香菜 ツナパハ」をオープン。スリランカカレーのブームを生み出し、現在は3店舗を運営しながらオンラインショップや店頭販売などの物販にも力を入れています。2号店の「不思議香菜ツナパハ+2」では、業務効率化とリピーター増加、ディナー集客の強化のために「ダイニーモバイルオーダー」を導入しました。創業30年を超える老舗のお店では、どのようにダイニーの活用を進めたのか、社員の前田さまにお話を伺いました。

目的
・手書きのオーダーテイクからの脱却
・業務効率化
・リピーター率向上
・ディナーへの送客施策
・モバイルオーダーの活用、メニューの構築
・オリジナルキーホルダーをプレゼントするおみくじ施策
・クーポン配信の効果検証
・アンケートの活用結果
・少人数かつ外国人人材が多い中でも店舗運営ができる体制を構築
・モバイルオーダーの利用率向上
・追加注文の増加
・業務効率化による接客時間の創出、顧客満足度向上
・リピーター率アップ
業務効率化を行いながら顧客満足度の高いサービスを強化
ー「ダイニーモバイルオーダー」導入の背景は。
前田さま:第一の目的は、オペレーションの効率化です。47席のホールを昼は4人、夜は3人で運営する中で、手書きでオーダーを取ることに大きな負担を感じていました。そこで少人数でも余裕を持って運営できる体制をつくるために思い切って「ダイニーモバイルオーダー」を導入することになりました。中でもダイニーへの決め手は、リピーターを増やせることです。LINE連携によるお客さまの会員化とメッセージ配信により再来店を促すだけでなく、最終的にはディナーのクーポンを送るなどしてディナータイムのお客さまを増やしたいという狙った施策を打ち出せると感じました。
ー導入後、どのような変化があったのか。
前田さま:現在の人数でスムーズに運営できるようになったことはもちろん、注文を取る作業が減ったことで、プラスアルファのサービスができるようになりました。例えば、当店は辛いカレーが人気で多くのお客さまが注文するのですが、お客さまの様子を見ながら、適切なタイミングでお冷を注ぎにいけるようになりました。これまでは声がかかってからお注ぎしていたので、先回りして細やかなサービスができるようになったことは、大きな進歩だと感じています。
細やかなサービスを店舗で意識づけていくにあたっては、ダイニーのアンケート機能が大きなヒントになりました。ダイニーのアンケートで収集できるお客さまのコメントを見ると、お冷を適切なタイミングでお注ぎしたことへの感謝のコメントを多くいただいていることがわかり、お客さまへの配慮をより意識するようにと社内に伝えています。自分たちで気づけなかった自社の強みや伸び代を発見できる良いきっかけになりました。

前田さま:またお客さまの追加注文にも変化がありました。これまでは店内が賑わっている際に、手を挙げてスタッフを呼ぶことを躊躇されるお客さまもいると思いますが、「ダイニーモバイルオーダー」の導入により、お客さまが好きなタイミングで好きなものを追加注文できるようになったので、カレー1皿だけでなく、サイドメニューやドリンクの追加注文が増えたと実感しています。

おみくじ機能の活用で客数、従業員満足度が向上
ーリピーターを増やすために行った施策は。
前田さま:特に注力したのは、オリジナルキーホルダーのプレゼントキャンペーンです。「ダイニーモバイルオーダー」の注文開始時に利用できるおみくじの機能を活用して、当選したお客さまにキーホルダーをプレゼントするという企画を1カ月間行いました。キーホルダーは3種類の通常デザイン、シークレット1種類の4種類で400個を用意しました。告知にも注力し、お店のInstagramでの投稿とストーリーでの発信はもちろん、店内にはキャンペーンPOPやポスターを設置し、お客さまが着席した瞬間に目に入るよう工夫しました。その結果、キャンペーンの開始月にはリピーター数が300人増えた他、期間中はアンバサダー(新規客を連れてくるリピーター)も20人以上増加しました。おみくじ目的で来店されるお客さまや、Instagramの投稿を来店されたお客さまもいた他、「ダイニーモバイルオーダー」の利用率が約3%向上し、LINE会員数が2,000人増えました。

前田さま:キャンペーンの実施を機に、スタッフとお客さまのコミュニケーションのきっかけが生まれ、スタッフの働く意識にも変化が起こったと感じています。特に印象に残っているのは、あるカップルのお客さまです。キャンペーン終了後のある日、お会計の際にお二人がキーホルダーをバッグにつけている姿をスタッフが見て声をかけたところ、キャンペーン期間中の1回目の来店で彼女さまがシークレットのキーホルダーを当選し、期間中にお二人で再来店して彼氏さまもシークレットのキーホルダーを当選したというエピソードを教えてくださいました。
何度も通っているお客さまが当選した時の喜びの声や、キーホルダーをバッグにつけて再来店してくださるお客さまを見つけたという報告など、新しいコミュニケーションが生まれました。従業員満足度の向上にもつながっていると感じています。
ーダイニー活用について今後の展望は。
前田さま:LINE会員数が2万人を超えてメッセージ配信の効果が上がっているため、ディナータイムの集客を次なる目標として考えています。またおみくじ施策の成功体験を活かし、次はカレーをモチーフにしたステッカーのプレゼントキャンペーンを企画しています。キーホルダーなどのグッズがもらえることでお客さまの再来店意欲が上がることを実感したので、今後は再来店時に使える電子クーポンなども検討しています。データに基づいて結果を確認して改善できることがダイニーの大きな利点だと感じているので、お客さまのアンケートコメントをヒントに新しい企画を考え、月一回の定例会議で振り返りながら、一つ一つ丁寧に積み重ねていきたいと思います。
株式会社ミック工房のご紹介

社名 | 株式会社ミック工房 |
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住所 | 福岡県 福岡市 中央区赤坂2丁目6番28号 |
設立 | |
代表 | 前田 勝利 |
事業内容 | 飲食店運営・販売 |
企業HP | https://shop.tunapaha.jp/ |