顧客インタビュー

株式会社DREAM ON

「推しエール」は、社内エンゲージメントの向上にもつながる?DREAM ONのダイニー活用法

  • ダイニー POSレジ
  • ダイニー モバイルオーダー
  • ダイニー顧客管理
  • #51~100店舗(FC含む)
  • #イタリアン
クライアント画像

株式会社DREAM ONは、イタリアンが楽しめる「DRA7」などのDRAシリーズや、「君のハンバーグを食べたい」など多業態の55店舗(FCも含む)を運営しています。ダイニーの導入は2024年10月。接客やサービス力が高いスタッフに投げ銭やコメントを贈るシステム「推しエール」を導入の決め手とし、創意工夫を凝らしたアイディアで、お客さま満足度や従業員満足度を向上し続けるダイニー活用法を、赤塚元気 社長と、マネージャーの前田俊太さまに伺いました。

  • 導入目的

    ・「推しエール」の活用

  • 施策

    ・お客さまの注文体験の導線に「推しエール」を散布
    ・さまざまな仕掛けで「推しエール」を展開
    ・推しエールで得た金額を社内通貨でスタッフへ還元

  • 成果

    ・8カ月で「推しエール」の利用回数が376回の店舗も
    ・「推しエール」からお店のファンを獲得
    ・スタッフが休日に系列店を訪れる等、社内エンゲージメントの向上

ーダイニー導入の決め手は。

赤塚さま:「推しエール」です。モバイルオーダーが普及しはじめた2年前、数社から営業を受けましたが、弊社が大切にしている理念とマッチしないことから、当初はモバイルオーダーは導入しない決断をしました。しかし、居酒屋甲子園でTikTokを活用した朝礼を実施する他社のプレゼンに感銘を受け、これからの時代はデジタルとアナログを融合させることが必要だと感じ「モバイルオーダーを導入する手もあるのでは」と考えが変わりました。モバイルオーダーを提供する会社が複数ある中で、ダイニーは接客やサービス力が高いスタッフにチップを贈ることができる「推しエール」があり、弊社の強みをさらに目に見える形で伸ばせると感じ、ダイニーに決めました。

ーなぜ「推しエール」に注力するのか。

前田さま:弊社は“人間力”を大切に人材育成していますが、これまではお客さまから「ありがとう」という言葉で評価をいただいていたものが「推しエール」という目に見える形で明確化されることで、スタッフのモチベーションもさらに向上すると考えました。また、投げ銭だけではなく、コメントも一緒にもらえる点も魅力を感じたひとつで、今では「推しエール」がお客さまとスタッフのコミュニケーションのきっかけのひとつになっています。

「推しエール」で得た金額は社内通貨の「DRA貨」としてスタッフに還元し、弊社が運営する全店舗で食事券として利用することができる制度を整えています。その結果、スタッフは自分が働いていない他店舗へも足を運ぶようになり、自然と社内エンゲージが強くなりました。

ーDREAM ON独自の「推しエール」活用方法は。

前田さま:お客さまにいかに「推しエール」画面を見てもらうかが一番大事なので、常に同じフォーマットを使用するのではなく、定期的にアップデートを行っています。例えば、ハロウィンの時期はコスプレをした写真にしたり、クリスマスバージョンの背景にしたりと、季節に合わせて変化をつけ、何度来ても新感覚で楽しめる仕掛けを作っています。

その他、新人スタッフの成功体験の創出としても「推しエール」を活用していて、お客さまが気軽に投げ銭できるように10円ボタンを設定したり、ベテランスタッフが新人スタッフを紹介し案内を促すなど、新人スタッフの自信やモチベーションアップにつなげています。

ー「推しエール」の利用率を上げるために、お客さまにどう浸透させているのか。

前田さま:「推しエール」という言葉は使わず、スマートフォンの画面を見せながら自己紹介として機能を紹介しています。例えば料理メニューの紹介をした後に「ラッパのマークを押してもらってもいいですか?実は僕たちスタッフの自己紹介ものっていて、図鑑みたいになっているので見てくださいね!」と自然な流れで案内しています。

また、料理の注文ボタンを押すと「あなたの推しを見つけてみませんか?」という画面案内を表示される等、お客さまのモバイルオーダー体験の導線に自然と「推しエール」に触れる機会を多くする工夫をすることで、利用率のアップにつなげています。その結果、吉祥寺DRAナインでは、2024年5月から12月の8カ月で374回推しエールをもらっており、1日に少なくとも1回は推しエールが出ていることがわかります。

ー「推しエール」以外で効果を感じた点は。

前田さま:客単価が上がったことです。その背景には、オーダーをとりこぼさなくなったことが要因としてあり、いかにお客さまに回されている営業であったかに気づくことができました。モバイルオーダーを活用することで、お客さまは店内状況を見ながらスタッフを呼ぶ煩わしさがなくなり、好きなタイミングで好きなだけ注文できるため客単価のアップにつながったと考えています。

また、ダイニーは日本語・英語・中国語・韓国語と4カ国語に対応しているため、インバウンド観光客へのスムーズな対応が可能となり、とても助かっています。

ーダイニーを一言で表すと。

前田さん:飲食業界が抱える課題を解決してくれている。現場がリアルに感じる悩みをストレートに伝えられるのがダイニーで、その意見を開発に反映してくれているので、業界を変えてくれると思っています。飲食を憧れの職業にするため、もっと1人1人が稼げるように「推しエール」を活用していたり、人件費があがれば経費をコントロールしているので、ダイニーを上手く使いこなした事例を僕らが創出し、他の飲食店に発信していきたいと思います。

株式会社DREAM ONのご紹介

社名株式会社DREAM ON
住所(東京オフィス)渋谷区宇田川町36-19 サーティー宇田川3階
設立2018年
代表赤塚 元気
事業内容飲食事業・飲食コンサルティング
企業HPhttps://dream-on-company.com/

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