顧客インタビュー

株式会社double

ダイニーを人事評価に活用し従業員の意欲向上!オープン2カ月で顧客アンケート90点超えの店舗も。「餃子のかっちゃん」など60店舗を展開する株式会社doubleのダイニー活用法

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株式会社doubleは、「餃子のかっちゃん」をメインブランドに、関西、福岡、東京などで16業態60店舗を運営する会社です。2023年10月より「ダイニーモバイルオーダー」を利用しています。同社の経営方針として特殊なのは、共同創業者の松井兄弟がそれぞれ管轄エリアを持ち店舗数を競い合う形で出店していくこと。兄である勝也さまの管轄エリアでは人徳の教育を大切にし、弟さまのエリアではより細かい数字を用いたマネジメントを行っています。今回は、兄・勝也さまの管轄エリアにフォーカスし、doubleのスピードと組織運営にフィットした「ダイニーモバイルオーダー」の活用方法について、総務部部長の落合さま、総務部の青木さまにお話を伺いました。

「餃子のかっちゃん 大阪梅田お初天神本店」
150席、客単価2,000円で月商2,500万円以上を売り上げています。
  • 目的

    ・モバイルオーダーの運用における教育コストの削減
    ・店舗展開スピードに合わせた店舗改善、顧客満足度向上

  • 施策

    ・「ダイニーモバイルオーダー」の活用推進
    ・アンケートの「再来店意欲」を店長のインセンティブや評価項目に設定
    ・アンケートスコア、リピーター率などKPI指標の社内共有

  • 結果

    ・ハンディやPOSレジ操作など教育コストの削減
    ・アルバイト、店長の店舗改善への意識向上
    ・店舗改善(アンケートスコア改善、リピーター率向上)
    ・従業員満足度向上

3年半で60店舗を展開!成長スピードにフィットしたダイニー

ーダイニーモバイルオーダーを導入したきっかけは。

落合さま:もともとは、ダイニーではない他社のモバイルオーダーを活用していましたが、ダイニーモバイルオーダーの使いやすさとプロダクトのアップデートの速さに魅力を感じ、新店から使い始めました。2020年創業で現在(2024年8月)直営は58店舗、FC11店舗を運営していて店舗展開のスピードがかなり早く、店舗管理の仕組みや組織体制を追いつかせる必要がありました。直感的に使えるハンディや、メニューの登録や入れ替えなどもしやすいダイニーPOSレジなど、ダイニーであれば店舗スタッフへの教育コストが下げられると感じました。

また、ダイニーのアンケートやリピーター率など、数字で店舗の状況を可視化し店舗改善に活かせると話が上がりました。店舗での利用に関しては、以前からモバイルオーダーを使っていたので、うまく活用する確信ができ、導入への素早い決断につながったのだと思います。

青木さま:投げ銭機能「推しエール」の仕組みも魅力的で、弊社では金額よりも回数を重視しています。お客さまから「推しエール」を送ってもらえたスタッフは喜んでいるので、モチベーションアップにつながっています。

ダイニーのアンケートを人事評価に活用し店舗改善、スタッフの意識向上に成功

ー店舗改善において、特に活用したのはダイニーのどのシステムですか。

落合さま:アンケートです。アンケートの最重要項目である「再来店意欲」のスコアを、店長の評価やインセンティブに反映させました。店長の評価は5項目あり、売上目標の達成率、ダイニーアンケートの「再来店意欲」点数、食材原価率、人件費率、掃除チェック表です。インセンティブに関しては、「再来店意欲」の点数が90点以上であれば月1万円、95点以上であれば月3万円のインセンティブを与えるようにしました。すると店長の意識が変わり、次に店舗全体の数字への意識が高まり、アルバイトスタッフでも「いま何点?」と聞く人が現れるようになりました。ダイニーアンケートは、お客さまからコメントをいただけるので、店舗の改善点にいち早く気づけるようになり、明らかに店舗の質が良くなっていきました。

ーアンケートの結果を受けて、各店舗ではどのように改善を行なっていますか。

落合さま:上位の役職者の教育を重視しているため、店舗では店長に任せています。ダイニーアンケートで回収できるお客さまのコメントから課題を洗い出してお店のグループLINEで共有したり、店舗で店長からスタッフに直接改善点を伝えたりするなど、それぞれが工夫して取り組んでいます。また、お客さまの満足度が向上したことの結果指標として、リピーター率も参考にしています。

「餃子のかっちゃん京都三条店」では、オープン初月の2024年5月、提供速度の得点が低く、料理が遅いというコメントが多数寄せられた。6月は提供スピードが改善されたことがわかるコメントが複数寄せられ、提供速度が7点アップ。再来店意欲スコアも7点アップして91点を記録。画像2枚目に記載のあるように、同店は9月にリピーター率No.1店舗となった。
新店が次々にオープンする中、75%の店舗がダイニー全導入店の平均を超える「再来店意欲」スコアを獲得している。

多くの若手スタッフが夢と憧れを抱く組織作りとは

ー各店舗の取り組みや点数については、社内でどのように共有されていますか。

落合さま:特殊な運営方法を取っていて、共同代表の松井兄が管轄するエリアと松井弟が管轄するエリアでマネジメントの方法が異なります。私が在籍している兄の管轄エリアでは、梅田、京都、名古屋、広島エリアの責任者であるエリア長が月2回集まって報告会をしています。各エリアごとでも、エリア長の人柄によってチームのカラーが異なっていて、良い意味でガツガツと結果を競い合っています。その結果をもとに各店長をマネジメントするのが、エリア長の役割です。

ー質を保ちながらも次々に新店舗を展開できるdoubleさまの強みはどこにありますか。

落合さま:人間教育と自由度だと思います。兄の勝也さんは、人だけを見る組織作りをします。業務的なマニュアルではなく人格者の在り方を言葉で示すので、説得力が違いますし、誰もがこの人には叶わないと思うんです。人の悪口を言わない。他人を卑下しない。 有言実行する。結果で語る。そして常に明るくアットホームな空間を作ってくれます。上に立つ人の役割を示してくれているからこそ、組織全体として、部下に責任を取らせず上に立つものが結果に対して責任を追い、目標が達成できたらさらに上の役職に上がれるという文化ができます。社内のコミュニケーションも、結果が出ている人が説得力を持ちます。ただし、結果を出すための方法にはこだわりがなく自由度があります。

青木さま:スタッフの多くが「エリア長になりたい、この人のようになりたい」と代表や先輩社員に憧れて入社するのです。そうやって代表の在り方が受け継がれていると思います。店舗スタッフは20代ばかりで、みんな夢を見て走ってくれています。弊社はアルバイトの社員登用が多く、今年も半年で10名ほどが社員になっています。社員になった人数がエリア長の評価にもつながります。こうやってどんどん人が集まるので、次々にお店を出店することができています。結果にはこだわり競い合う風土がありますが、社員旅行や飲み会も充実していて、社内は家族のような雰囲気です。

ー今後の展望は。

落合さま:店舗展開は「餃子のかっちゃん」の業態に集中して、FC展開含めて全国200店舗を目指します。また、軸が一本にならないよう「寿司と天ぷら おやじ」業態のブラッシュアップもしていきます。また、ダイニーの活用専任者も採用して、喫食データとリピーター率などの傾向を見ていきたいと考えています。年30店舗ベースで全国に拡大していけるよう、引き続きみんなで走っていきます!

株式会社doubleのご紹介

社名株式会社double
住所大阪市北区角田町 8-47-20階
設立2020年7月3日
代表松井勝也
事業内容1)飲食業 2)不動産事業 3)各種コンサルティング
企業HPhttps://double0703.com/

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