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2024.11.13

忘年会シーズンの集客に効果が出たLINE配信事例3選!800万円の配信効果売上を達成した店舗の戦略とは!?

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年末の忘年会シーズンは、飲食店にとって重要な繁忙期。そんな忘年会シーズンにおいて、お客さまとの接点を強化し再来店を促す手段として効果的なのが、公式LINEアカウントでのメッセージ配信です。この記事では、昨年2023年の「ダイニー顧客管理」利用店舗の忘年会シーズンのLINEメッセージ配信で、最も多くのリピーターを生んだ成功事例を紹介します。

忘年会シーズンにメッセージを受け取った人の再来店率は平均38%!配信効果売上800万円を創出した「大衆酒場55 蒲田本店」の配信

2023年の忘年会シーズンに向けての集客で、最も配信効果売上が高かったLINE配信は、株式会社ファイブファミリーが運営する「大衆酒場55 蒲田本店」でした。同店はリピーター率が40%以上と高いお店であることが特徴です。コアなファンや、前回来店から日の浅い再来店しやすい人に絞って配信することで、効率的に効果を出しました。

10月31日と11月30日に、忘年会のお知らせとドリンク1杯無料クーポンを送付。1回目は前回来店から2カ月以内のすべてのお客さまに絞り、2回目は、前回来店から2カ月以内かつ、2回以上来店されている人に絞って配信しました。また、2回目は配信内容の順番を変更し、クーポンを一番上に配置して目立たせました。

メッセージを受け取った人の再来店率は1回目が26.7%、2回目はなんと51%を記録。計2回、1,894通の配信から再来店をした人は計613人で、同じ人が複数再来店した場合やお連れさまを合わせると、計2,930人が来店し、配信効果売上は約800万円になりました。12月はリピーター売上だけで500万円を突破し、リピーターが大きく売上に貢献したことがわかります。

「大衆酒場55 蒲田本店」配信内容

16パターンに分けた配信で効果検証!休眠客の再来店に成功した「四十八漁場」

株式会社エー・ピーカンパニーが運営する「四十八漁場」では、11月に「忘年会フライングキャンペーン」と銘打って、早期の忘年会重要の獲得を狙って配信を行いました。

配信方法については夏頃から検証を重ねていて、来店回数と前回来店からの経過日数でパターンを分けて配信し、リピーターの傾向を分析されました。

配信パターンとしては、来店回数は1回、2回、3回、4回以上と4つに分け、さらに前回来店からの日数を1回来店者には45日以内、46〜180日以内、181〜365日以内、366日〜、それ以外は46〜90日以内、91〜180日以内、181〜365日以内、366日〜で分け、計16パターンを作成しました。

結果は、以前からリピーターとして定着している4回以上来店している層の配信効果が高いことがわかりましたが、これらの複数回の配信結果から、再来店間隔として、46〜90日が最も多いことがわかりました。

四十八漁場配信パターン

配信効果売上として最も効果が高かったのは、「1回来店・前回来店から46〜180日以内」のパターンでした。「四十八漁場」14店舗と、同じ魚業態の「日本橋墨之栄」で一斉に検証を行っていて、これまで蓄積してきたLINE会員数が多いということもあり、「1回来店・前回来店から46〜180日以内」のセグメント配信だけでも780万円の配信効果売上が出ました

「四十八漁場 池袋東口店」の例を取ると、11月と12月で、前回来店から3カ月以上経ったお客さまが増えたことがわかります。忘年会配信により、想起して再来店することにつながったのではと考えられます。

丁寧な忘年会コース紹介で配信効果売上220万円を創出!コースの出数が増え客単価・売上アップにも繋がる!「魚丸 野洲店」の成功事例

事例3つ目は、滋賀県で14店舗を運営する株式会社nadeshicoの「魚丸 野洲店」です。

11月24日に、全てのLINE会員に忘年会のコースについて一斉配信を行いました。配信では、コースについて丁寧に紹介。画像をタップすると公式サイトの「宴会コース」ページに飛ぶように設定し、再来店を促しました。

ダイニー運用開始から4カ月の短期間で1,174人をLINE会員化していたことが功を成し、1,174通の配信からおよそ10人に1人、126人が来店し、お連れさま含めて計416人の来店につなげ、220万円の配信効果売上を創出しました
また、「ダイニーダッシュボード」の商品分析を見ると、2023年12月の「5,000円コース(藁焼きコース)」の出数は11月と比べて104増え、出数構成比10位にランクインしました。コースの出数が増えることで客単価が11月より200円アップし、さらなる売上アップにも繋がりました

「ダイニーモバイルオーダー」が大人数の忘年会利用で活躍する理由

忘年会シーズンに向けて、自社の戦略や強みに合わせてLINE配信を行うことで、リピーター増加、売上アップにつなげることができます。また「ダイニーモバイルオーダー」を導入することで、大人数の宴会利用が多い忘年会シーズンで、業務効率化や顧客満足度向上につながる以下のメリットがあります。

  • オーダーテイクの時間が削減される
  • 同じテーブル内の人が注文しようとしている商品がモバイルオーダー上でリアルテイムで見れることで大人数でも注文がスムーズになる
  • 飲み放題やプランの残り時間がモバイルオーダー上に表示され、POSレジやハンディでもテーブルの利用状況が一目で確認できるため、お客さまもスタッフも時間管理がしやすい

1年で最大の繁忙期であり売上向上を目指せる忘年会シーズン。飲食店で「ダイニーモバイルオーダー」や「ダイニーPOSレジ」「ダイニー顧客管理」が活用され、お客さま、スタッフ、お店の満足度を最大化できるようダイニーはサービスを提供してまいります。

ライターの紹介

小原 万美子

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小原 万美子

「人と組織の可能性が最大化する環境づくり」を軸に生きる人間。大阪教育大学卒業。学生時代は飲食店でアルバイトをし、尊敬する店長に育てられながら接客にやりがいを感じる。その後日本人1人で海外ボランティアを経験して視野が広がり、休学をしてUSJにてエンターテイナーを経験、人の心を動かす仕組みや環境を学ぶ。卒業後は教育事業会社にて広報、採用を担当。同時に個人事業主としても広報、マーケティング、デザイン等を行う。その後、日本中・老若男女に関わる環境で、人間の本質が生きる仕組みを拡げたいと、株式会社ダイニーに入社。使命に生きる喜びに溢れながら尽力中。

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