コラム
2025.11.17
POSレジ導入にはいくらかかる?価格構成から機能と価格のバランスまでを解説!
- 基礎情報
経営者なら誰もが気になるPOSレジの価格。初期費用や月額料金って、一体いくらかかるの?
店舗経営者のあなたにとって、POSレジの導入コストは、新規店舗の開業やシステムの刷新を考える上で、絶対に避けて通れないテーマですよね。
「高額な初期費用がかかるのでは?」「毎月のランニングコストはどれくらいになるのだろう?」「そもそも、どうすれば費用を抑えられるのだろうか?」
そんな疑問を抱えながら、情報収集に時間を費やしている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、POSレジの初期費用やランニングコストの具体的な内訳から、補助金の活用や中古品の利用など、賢く導入するための実践的な導入方法まで、分かりやすく解説していきます。
POSレジの価格構成を理解しよう:どんな費用がかかってくるの?
まず、POSレジの価格がどのような要素で構成されているのか、確認していきましょう。POSレジの価格は、大きく分けて導入時の「初期費用」と、導入後の「ランニングコスト(月額料金)」の2つが基本となります。
価格構成を詳細解説!初期費用と月額料金の内訳
POSレジの価格構成は、主に以下の要素に分かれています。これらの内訳をしっかりと理解することが、無駄なコストを省く第一歩になります。
■ 初期費用
端末本体価格: POSレジとして使用するタブレットや専用端末の費用。
周辺機器価格: キャッシュドロア、プリンター、バーコードスキャナーなど。
ソフトウェア初期設定費用: システムのセットアップや初期設定にかかる費用。
■ ランニングコスト
月額料金(ソフトウェア利用料): POSシステムやクラウドサービスの利用料。
サポート費用: 導入後の操作指導やトラブル対応にかかる費用。
メンテナンス費用: ソフトウェアのアップデートや機器の保守にかかる費用。
■ 導入するメリットは価格に見合っているのか
POSレジとは、「Point of Sale(販売時点情報管理)」システムの略称で、販売情報を自動で記録し、売上管理や在庫管理など、店舗運営に関わるさまざまな業務を効率化するためのレジシステムです。
現代のPOSレジは単なる会計機能だけでなく、機能拡張によりキャッシュレス決済や詳細な売上分析にも対応できるのが特徴です。
導入する最大のメリットは、経営者やスタッフがレジ業務にかかる手間を大幅に減らせること、会計ミスを防げること。これにより、店舗業務の効率化と顧客サービスの向上が同時に実現します。
さらにQSC改善やリピーター定着に強いPOSレジであれば、店舗の売上アップも可能になります「価格と機能が見合うのか?」という疑問に対しては、POSレジそれぞれの搭載機能やメリットにより、理想の店舗づくりが実現できるかを考えましょう。あなたの店舗の規模や業態に合った機能・サポート体制を見極めることが重要です。
特に初期費用は一度に大きな出費となるため、価格相場を把握して選ぶことが大切です。
POSレジ導入の初期費用:端末や周辺機器の価格相場はどのくらい?

初期費用の中でも特にウェイトを占めるのが、POSレジの端末と周辺機器の費用です。ここでは、それぞれの価格相場を具体的に見ていきましょう。
■ POSレジ端末の価格相場はどうなっているのか
POSレジ端末の価格は、その機能やメーカー、種類によって大きく幅があります。
- タブレット型POSレジ: iPadやAndroidタブレットなどを利用するタイプで、2万円〜10万円程度が相場です。初期費用を抑えたい場合に人気があります。
- オンプレミス型POSレジ: レジ専用に設計された一体型の端末で、20万円〜50万円ほどと高価格帯になりますが、耐久性や安定性に優れています。
初期費用を抑えるには、必要な機能を搭載したシンプルな端末や、最近増えているサポートが充実した低価格モデルを選ぶのがポイントです。また、後述する補助金を活用すれば、さらにコストダウンが可能です。
端末選びで迷ったら、価格だけでなく、導入方法やサポート体制にも注目し、ご自身の店舗の業態や規模に合ったものを選びましょう。
■ キャッシュドロア、レシートプリンターの価格
POSレジを導入する際には、レジ端末だけでなく、これらの周辺機器も別途必要になることがほとんどです。
- キャッシュドロアの価格: キャッシュドロアの一般的な相場は5,000円~20,000円程度です。価格差は、サイズ、耐久性、鍵機能の有無などによって生じます。店舗の取扱商品や一日の現金管理量に合わせて、適切なサイズと機能のものを選ぶのが賢明です。中古品やアウトレット品の活用、メーカーのキャンペーンを利用することも、初期費用を抑える一つの手です。
- レシートプリンターの価格: レシートプリンターは、安価なモデルで約1万円~2万円、高性能モデルでは3万円~5万円程度が目安です。価格は印字速度、用紙幅、防水機能などによって異なります。
選定の際は、お使いのPOSレジと連携可能か、設置スペースに合うサイズか、業務に必要なスペックを満たしているかを必ず確認しましょう。店舗の業態やレジの使い方に合わせて最適なモデルを選ぶことで、無駄なコストを削減できます。
POSレジ導入後のランニングコスト:月額料金とメンテナンス費用はどのくらい?
初期費用をクリアしたら、次は継続的に発生するランニングコスト、つまり月額料金や維持費用について見ていきましょう。
■ 月額料金の相場と考慮すべき費用
POSレジの月額料金は、無料プランのあるサービスから、5,000円〜30,000円ほどの商品が主流です。高機能なシステムや大規模チェーン向けのサービスでは、1万円以上となることもあります。
この月額料金には、主に以下の費用が含まれていることが多いです。
- ソフトウェア利用料: POSシステムやクラウドサービスの利用料。
- データ保管・クラウドサービス利用料: 売上データなどのクラウド上での保管・利用にかかる費用。
- ソフトウェアのアップデート費用: システムを常に最新の状態に保つための費用。
複数のサービスを比較検討する際は、単に月額料金の安さだけでなく、提供される機能やサポート内容も含めてトータルで考え、理想の店舗像に近づけられるものを選びましょう。
■ メンテナンス・サポート費用の目安
月額料金とは別に、メンテナンス費用やサポート費用が必要になる場合もあります。相場としては年間5,000円~2万円程度が目安です。
この費用には、機器の故障時の修理対応や、操作方法などの問い合わせサポートが含まれます。特に初めてPOSレジを導入する場合や、ITに不慣れなスタッフが多い場合は、充実したサポート体制が整っているメーカーを選ぶことで、トラブルによる余計な出費を防ぐことができます。サポート費用等が月額費用に含まれている場合もあるため、月額費用と共に確認しましょう。
負担を減らす!POSレジの価格を安く抑える賢い方法
POSレジの導入コストは、工夫次第で大幅に削減できます。ここでは、特に有効な3つの導入方法をご紹介します。
中古品・アウトレット品の活用で初期費用を削減
中古品やアウトレット品のPOSレジは、初期費用を大幅に削減できる有効な選択肢です。例えば、正常に動作する中古端末は、新品の半分以下の価格で手に入ることもあります。キャッシュドロアやプリンターなどの周辺機器も同様です。
ただし、購入の際は、以下の点に注意しましょう。
- 店舗の規模に合ったスペックか
- 必要なサポートや保証が付いているか
- 導入予定のPOSシステムと互換性があるか
不安な点があれば、販売店や専門業者に相談することで、安心して導入できます。コストを抑えつつ、業務効率化やサービス品質も両立したレジ環境をめざしましょう。
■ 補助金・助成金を活用して導入費用の負担を軽減
POSレジの導入時には、国や自治体から提供される補助金や助成金を積極的に活用しましょう。これにより、初期費用を大きく抑えることができます。
代表的なのは、POSレジなどのITツール導入を支援する「IT導入補助金」や、販路開拓などを支援する「小規模事業者持続化補助金」などです。これらを活用すれば、導入費用の最大2/3程度が支援対象となる場合もあります。
申請には、指定された期間内の書類提出や審査が必要ですが、補助金が受けられるPOSレジメーカーの一覧や、申請サポートサービスを活用することで、手続きをスムーズに進められます。補助金を上手に利用することは、充実したレジ環境を整えるための強力な味方になります。
■ 無料プランやレンタルの活用でリスクを最小限に
近年は、多くのPOSレジサービスで無料プランやレンタルサービスが提供されています。
- 無料プラン: 最低限の機能がセットされているため、「まずはPOSレジを試してみたい」という方におすすめです。
- レンタルサービス: 機器の故障やトラブル時にサポートが受けられることが多く、安心して使えます。また、月額料金も予算に合わせて選択できます。
運営の規模や予算、必要な機能に合わせて、無料プラン・レンタル・購入のどれを選択するかを比較検討することで、リスクを抑えながら満足度の高いレジ導入につながります。経営の負担を減らす賢い方法として、ぜひ検討してみてください。
POSレジの種類による価格差と選び方
POSレジにはクラウド型と据え置き型の種類があり、どちらを選ぶかによって初期費用と月額料金のバランスが変わります。クラウド型は月額料金が中心で初期費用を抑えやすい反面、ランニングコストがかかる点を把握しておきましょう。一方、オンプレミス型は一度の投資で済みますが、アップデートや保守のメリットを享受しにくいという特徴があります。このように、それぞれのメリットとコストバランスを理解した上で選ぶことが重要です。
まとめ:POSレジの価格を理解し、あなたの店舗に合った賢い選択を!
この記事では、POSレジの価格構成や初期費用、月額料金、そして周辺機器の相場から、補助金やレンタル、中古品の活用といった、コストを賢く抑える方法まで詳しく解説しました。
重要なのは、単に価格が安いものを選ぶのではなく、あなたの店舗の規模や業態に必要な機能、そして安心できるサポート体制を考慮し、理想の店舗像に近づけることができるPOSレジを選ぶことです。導入費用をしっかり把握し、メリットの多い選択肢を活用すれば、業務効率化とコスト削減、さらには売上アップまでが可能になります。
「ダイニーPOSレジ」で顧客満足度向上・売上アップをめざしませんか?
「ダイニーPOSレジ」は、柔軟な拡張機能や優れた操作性で「レジを起点に売上を最大化する」ことを追求した、飲食店経営のための「POSシステム」です。
- お客さまの「来店履歴」や「過去の注文履歴」を確認しながら接客することで顧客満足度向上
- 翌日に配信されるアンケートでお客さまの声を回収し、具体的な店舗改善に活かす
- 販促メッセージの自動配信による、再来店の促進
などが可能で、【店舗改善された状態でお客さまが再来店し、リピーターが定着する】という“繁盛店サイクル”を生み、飲食店の売上をあげていくことが可能です。
本記事でお話した初期費用(最大40万円相当の機材セット)が、今なら無料でもらえる「モバイルオーダー・POSレジ同時導入キャンペーン」を実施中です。導入コストをおさえ、売上アップも実現していきたい方、ぜひ一度お問い合わせください。
「自社の業態・規模に合わせた導入事例を知りたい」、「まずは相談だけしたい」という方も大歓迎です。POSレジ導入に関するどんな些細な疑問でも、お気軽にご相談ください。あなたの理想とするお店づくりを、一緒に実現していきましょう。





