顧客インタビュー

株式会社エー・ピーホールディングス

クーポン配信の効果による売上は約67万円!生産者とお客さまをつなぐ塚田農場のダイニー活用法とは?

  • ダイニー POSレジ
  • ダイニー モバイルオーダー
  • ダイニー顧客管理
  • #51~100店舗(FC含む)
  • #居酒屋
  • #海鮮
  • #鶏料理
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塚田農場は、株式会社エー・ピーホールディングスが運営する地鶏居酒屋で、生産から提供まで一貫して行う「地鶏炭火焼」を看板商品とし、「塚田農場」「炭火焼鳥塚田農場」「とかち塚田」と主に3つの業態を展開しています。2025年1月16日時点で、直営店は66店舗、FCは20店舗を運営。2020年から「飲食の未来になる」をテーマに、さまざまな「つかだ」ブランドを展開しています。今回は、2024年4月に、直営店 全66店舗へダイニーを一斉導入した塚田農場カンパニーの戸口太陽さまに導入の背景や活用法を伺いました。

  • 目的

    CRM(ダイニー顧客管理)を活用し、顧客基盤を構築
    ・LINEやセグメント機能を活用した販促でマーケティング強化

  • 施策

    ・周年やシーズンに合わせたLINEクーポンの配信を実施
    ・CRMを活用した販促を各店舗で実施

  • 結果

    ・LINEクーポンの配信による効果売上は約67万円を記録
    ・お客さまアンケートの活用で、店舗改善点を明確化しQSC向上

直営店 全66店舗にダイニーを一斉導入!

ーダイニーを導入したきっかけは。

エー・ピーホールディングスが運営する海鮮居酒屋「四十八漁場」が、2021年からダイニーを導入しており、顧客の来店履歴や喫食情報など“データの見える化”をもとに展開した販促効果が大きく見られたため、塚田農場も直営全店舗にダイニーを導入しようと決めました。塚田農場は、これまで同じメニューをパッケージ化し、さまざまな地方に出店してきましたが、地域によって客層やニーズが異なるため運営方針に少し限界を感じていました。そんな中、ダイニーは店舗ごとにデータを出し、それぞれの特徴に合わせた施策を打ち出すことができるのも大きな決め手となりました。

ーダイニーの一斉導入によって生じるオペレーション変更に関して、現場の反応は。

ダイニー導入以前からモバイルオーダーを活用していたこともあり、抵抗は全くありませんでした。むしろダイニーに替えることで、レシートや領収書が発行できるようになり、現場から歓声があがったほどです。ただ塚田農場は接客を強みとしていたので、一番最初にモバイルオーダーを導入する際は「接客を捨てるのか」「人件費を下げたいだけだろう」というネガティブな意見もありました。しかし私たちはモバイルオーダーに完全に頼り切るのではなく、自分たちの強みをより伸ばせるよう、できることとやるべきことを見極め、効率化できるところはDX化することで、オーダー以外の接客に注力できるなど、お客さまとより深く関わることができると考えています。

ーダイニーを活用する上で特に注力したことは。

大きく2つあります。まずはLINE配信など施策の展開です。例えば、周年に合わせ日頃の感謝の気持ちを表した「39円クーポン」を月曜日から木曜日の限定利用で配信した際、クーポン効果による売り上げは約67万円を記録しました。さらに対象者を絞って第二弾クーポンを配信すると、配信を受け取った10人に1人がリピート来店していることがわかり、割引などのクーポンはお客さまに刺さりやすいという効果が見られました。

次に、お客さま満足度の向上です。お客さまアンケートを活用する中で、顕著に表れた課題が提供スピードでした。そこでどのメニューがキッチンの負担になっているのか、仕込みから提供までにかかる時間を算出し、現在メニュー改善を行っています。ダイニーを導入し、お客さまからの評価が感覚値ではなく、コメントや点数などですべて具体化されるようになったので、店舗改善策が立てやすくとても助かっています。

ー塚田農場ならではのダイニー活用方法は。

塚田農場の強みは、生産者の顔が見えることです。料理のひとつひとつに、作り手のストーリーがあるので、モバイルオーダーの画面上に細かく説明を記載したり、農家の顔写真を掲載することで、お客さまには「食べること」以上の感動や発見を提供することを心がけています。そのため、モバイルオーダーでの注文をただ促すのではなく、ご案内の際にお店のコンセプトやおすすめメニューをスタッフが口頭で丁寧に説明することで、お客さまの理解が深まり、チェックイン率(各自スマートフォンでのQRの読み込み率)などが高まるという結果が見られました。

ーダイニーを一言で表すと。

“きょうそう”(共創・競争・協奏)です。外食を取り巻く環境が大きく変化していく中で、共に新しい価値を創っていける、また改めて変わらず求められていく飲食の価値をともに高めあっていく存在だと思っています。

ダイニーには、接客やサービス力が高いスタッフへ投げ銭を贈る「推しエール」がありますが、塚田農場は「推しエール」で得たお金を被災地へ復興支援金として寄付しています。このように、お客さまがモバイルオーダーを通して生産者を直接応援できる、または還元できるようなシステムが今後広がれば良いなと思っています。塚田農場は2024年1月にリブランディングを行い、チェーン店としてではなく、“その地域にしかない塚田農場”の創出に注力しています。ダイニー導入から半年間で各店舗の傾向が少しずつ見えてきたので、今後は対策と活用を強化していきたいと思います。

株式会社エー・ピーホールディングスのご紹介

社名株式会社エー・ピーホールディングス
住所東京都豊島区西池袋1丁目10-1 ISOビル5階
設立2001年
代表米山 久
事業内容飲食店及び食品販売店の経営 等
企業HP https://ap-holdings.jp

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