顧客インタビュー

株式会社FoomanLAB

導入3カ月で240万円の配信効果を創出!福岡県久留米市でお客さまとのつながりを強化する、株式会社FoomanLABのダイニー活用法

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  • ダイニー顧客管理
  • #11~30店舗
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株式会社FoomanLABは、​「丸秀鮮魚店」や「NUMBER SHOT」など、福岡県と大阪府で13店舗を運営する企業です。​“Make Enjoy! ”を合言葉に、毎朝市場から直接仕入れた新鮮な魚を使った料理で、お客さまに喜びを届けることをめざしています。​2024年2月、新店舗「魚ト餃子 酒久留 -circle-」のオープンに合わせ、顧客体験の向上と業務効率化を目的として「ダイニーモバイルオーダー」を導入しました。今回は、取締役COOの森 純一さまに、導入の背景や成果について伺いました。​

「魚ト餃子 酒久留 -circle-」店内
  • 導入目的

    ・業務効率化と接客力向上を両立するオペレーションの構築
    ・LINE会員を獲得し、メッセージ配信によるリピーター増加

  • 施策

    ・ウェルカムカードの紹介など接客オペレーションの強化
    ・モバイルオーダー利用時に参加できるおみくじ機能の活用
    ・デザートやドリンクを特典にしたメッセージ配信
    ・アンケート活用によるQSC改善

  • 成果

    ・アンケート「再来店意欲」項目が89点を達成(ダイニー加盟店平均:82点)
    ・客あたりのモバイルオーダー利用率が10%アップ、61%に(ダイニー加盟店平均:40%)
    ・オープン後3カ月でリピーター率18%を達成(ダイニー加盟店平均:9%)

人口が減少する街で、お客さまとのつながりを強化するべくダイニーを導入!

ー ダイニー導入のきっかけと決め手は

森さま:きっかけは、福岡県久留米市の新店舗「魚ト餃子 酒久留 -circle-」の立ち上げです。そこでモバイルオーダーの導入を検討していたのですが、別の店舗で使っていたモバイルオーダーは「画面が見にくい」「操作が難しい」という声が多く、お客さまが最も使いやすいモバイルオーダーを探していました。そんな時、ダイニーの方から「ダイニーモバイルオーダー」の話を聞き、注文画面の見やすさと使いやすさに感銘を受けました。

検討を進める中で、注文機能に閉じないダイニーならではの価値が、最終的な導入の決め手となりました。例えば、お客さまの生の声を毎日収集できるアンケート機能(※)や、接客やサービス力が高いスタッフへ、お客さまがモバイルオーダー上で投げ銭を贈ることができる「推しエール」機能です。さらに、機能だけでなく、サービスのアップデートの速さや頻度など、ダイニー社としての成長性にも魅力を感じ、長期的にサービスを活用することを考えてダイニーに決めました。

※モバイルオーダーで注文したお客さまが自動的にLINEの会員になり、お店からアンケートが送られる仕組み。

ー ダイニーを導入して実現したかったことは?

森さま:​​最も実現したかったのは、リピーターの獲得です。新店舗のある福岡県久留米市は、2018年以降人口が減り続けていて、今年2月には人口が30万人を下回りました。(人口は福岡市の5分の1以下)そのため久留米市で飲食店を長く続けるためには、いかにリピーターを増やせるかがカギになります。「魚ト餃子 酒久留 -circle-」のメインターゲットは、近隣の病院などで働く20代後半から30代の女性です。ダイニーを導入すれば、モバイルオーダーで注文したお客さまの情報を確認できるので、来て欲しい人が来店してくれているのかを把握できることが魅力でした。

初回来店者は、20代女性(濃いピンク色)が最も多く、リピーターも20~30代女性が割合として最も大きいことがわかります。森さまとしては、今後は男性もターゲットとして視野に入れていくそうです。

ー ダイニーを導入してどんな変化があったか

森さま: 一番大きな変化は、お店の仕事を効率化しながら、お客さまへのサービス力を高める体制を構築できたことです。私たちは、モバイルオーダーを“オーダーを聞くスタッフ”だと考えていて、モバイルオーダーの活用により、人がやるべき接客サービスの時間を増やそうと考えました。

例えば、ご来店時はメニューを丁寧に説明し、最初の飲み物はスタッフが注文を取るようにしています。テーブルにはウェルカムカードを置いて、裏面にはスタッフの自己紹介を書いています。これをお客さまに説明することで、お客さまとの会話が自然に生まれるようになりました。

さらに、お客さまの入店から1時間半ほどで、手書きメッセージ入りの新しいおしぼりをお渡しするという取り組みも始めました。このように業務を効率化し、スタッフ全員の接客力を上げるオペレーションの構築ができるようになりました

ウェルカムカード

また、モバイルオーダーの注文開始時に参加できるおみくじ機能を活用し、当たりが出ると、ワインまたは日本酒のボトルをプレゼントする企画を行っています。これをファーストのご案内でお伝えしたところ、モバイルオーダーのQRの読み取り率が10%向上しましたこのおみくじ企画はお客さまにかなり好評で、スタッフも前向きな気持ちで取り組むことができています

結果、導入から2カ月で、モバイルオーダーでの注文率は77%になっています。55席のお店を6人(ドリンク担当1人、厨房4人、ホール2人)で運営していますが、ダイニーがなければ、この人数でお客さまに満足してもらえるサービスはできなかったと思います

おみくじ当選画面と、おしぼりを持つ森さん
手書きメッセージ入りのおしぼりを渡す森さん(左)とおみくじの当選画面(右)

ーリピーター率にはどんな変化があったか

森さま:ダイニー導入後3カ月でリピーター率は18%を突破し、ダイニー加盟店平均の9%を超える数字を達成することができました。2月にリピーター率が大きく伸びた理由は、ダイニーを活用したメッセージ配信が挙げられます。メッセージ配信を始めて、240万円の配信効果売上も創出できました。当時のLINE会員数は1,500人程度だったので、お連れさまを合わせて計500人の来店につながったと考えると、大きな成果だと実感しています。今後は誕生日クーポンなどの施策も検討していて、宴会予約や団体利用につなげたいと考えています。

また、アンケートを活用して店舗改善に日々取り組んだことで、顧客満足度アップ、リピーター率アップにもつながりました。ダイニーのアンケート結果は月2回のミーティングで共有をし、改善に取り組んでいます。例えば、「料理が一度に早く出てきて、急かされているように感じた」というコメントを何度かいただいたので、冷たい料理を出した後、厨房内で声かけを行ってから温かい料理に取り掛かるようなオペレーションに変更しました。

このように日々改善を行った結果、「再来店意欲」の点数は、ダイニー加盟店平均の82点を上回る89点を達成しました。接客・料理・清潔感のいずれも高評価をいただいていて、スタッフにとって大きな自信とやりがいにつながっています。

2025年4月のアンケート「再来店意欲」スコア

ーダイニーを一言で表すと?

森さま:「お客さまに価値を提供するためのツール」だと思います。

ダイニーは単なる業務改善システムではなく、私たちが目指す“Make Enjoy(喜びの創出)”を実現するためのパートナーのような存在です。アンケートやメッセージ配信、「推しエール」など、すべての機能がお客さまの満足やスタッフのやりがいに直結しているのが魅力です。

また、店舗で取り組んだ施策に対しての成果が、すべてデータで可視化できることが非常にありがたいです。取り組みが本当に意義があるのかを検証できるのは、飲食店にとって大きな武器になります。

さらにダイニーは、飲食現場の理解が深いメンバーが多く、同じ目線で話ができることも信頼につながっています。「どうやったらお客さまに楽しんでもらえるか」を一緒に考えてくれるので、私たちにとってはとても心強い存在です。これからダイニー活用をさらに注力していきたいので、よろしくお願いいたします。

株式会社FoomanLAB のご紹介

社名株式会社FoomanLAB
住所福岡県筑紫野市二日市中央6-3-7 坂田ビル3階
設立2012年7月
代表田中秀一
事業内容飲食店経営、水産物販売卸業、飲食店経営のコンサルティング
企業HPhttps://www.foomanlab.com/

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