顧客インタビュー
株式会社アホウプロジェクト
リピーター率は脅威の72%で全加盟店No.1!ターゲットを絞った施策でファン急増。「アホウどり」泉川さまのスタッフ・お客さまへの熱い想い
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株式会社アホウプロジェクトは、“学生が週2で通える店”をコンセプトに、京都市内で炭火焼鳥のお店「アホウどり」を3店舗運営しています。飲食店以外にも、ご友人のご縁でジムを2店舗運営しています。社名には「アホは地球を救う」という想いが込められ、代表取締役である泉川さまの在り方が伺えます。
お話は、代表取締役の泉川武士さま(アホウネーム:ジャイさん)にお伺いしました。
「アホウどり」北野白梅店
【インタビュー同席者】
株式会社アホウプロジェクト 代表取締役 泉川さま
株式会社ダイニー 代表取締役 山田、広報 小原
コロナ後の集客に苦戦。振り切った施策で活気が戻った「アホウどり」のストーリー
ダイニー小原:めちゃくちゃ想いが素敵な方だと弊社担当の山崎からお伺いしております。。!
日本一学生が集まる場にしたいとお伺いしました。
泉川さま:ありがとうございます!実は、コロナ後なかなか人が戻らなくて苦しんでたんですよね。
元々地元に根付いたお店にしたくて、学生もサラリーマンも、カウンターでみんなが肩を並べて飲めるようなお店にしたいという想いがあったんです。
でもだんだん外食の機会が減ってしまって、人が戻らなくて、ターゲットを絞った方がいいなと思ったんです。それで、大学が近くて、一番喜ぶ顔が見れたのは学生さんやったので、「日本一学生を応援して、学生からも応援される店にしよう」というのをコンセプトにして、「学生が週2で通える焼鳥屋」をショルダーネームとして付けました。
ダイニー小原:なるほど、敢えて絞ったんですね。
泉川さま:そうなんです。それで、元々接客には力を入れていて、「キャッチ ザ ハート」みたいな、お客さんを他己紹介して繋げていくようなことを力を入れてやっていたんですけど、プラスアルファ何かないかな。と考えたんです。
そこで、やっぱり学生さんってテキーラなので、「テキーラをたくさん学生さんに飲んでもらおう!」っていうことで、初めはテキーラをお通しで出しましたね。今は選べて、最初だけ500円のところ300円で出せるよ、というのでやっています。どうですかって聞くと、結構みんな「やる〜!」って言ってくださるんですよね。しかも、本当は指2本ぐらいだと思うんですけど、僕らはストップって声がかかるまで入れるんですよ。このくらいになります(手で表現)
ダイニー山田:めっちゃ入れますね!(笑)
泉川さま:めっちゃ入れるんですよ!(笑)まずそこで楽しんでもらって、さらにもっとないかなと思って考えたのが、毎日22時の集合乾杯ですね。時間になるとジャンボリミッキーが流れます!
ダイニー小原:ジャンボリミッキー!(笑)めっちゃ楽しいじゃないですか!
泉川さま:そうなんです。スタッフから説明があって、「テキーラ飲む人!」って言ったら「はーい!」って結構手が上がるんですよね。それで、近くの人とも一緒に乾杯して盛り上がりましょうって言って、せーので「かんぱーい!!」って飲むんです。終わらない文化祭みたいな感じですね!(笑)
泉川さま:お料理も学生さん向けな感じでリーズナブルにしています。あとは、壁にネオンで「夢を語れ」っていうのを貼っているのですが、その周りは、学生さんに落書きを書いてもらおうかと思ってます。あとは、トイレもライトと音楽でクラブみたいにしました。そんな感じで最後まで楽しんでもらって帰って頂けたらなと思っています。
ダイニー小原:凄いですね、、!その結果、学生さんをどんどんファンにされていったんですね。
22時の集合乾杯の様子
「アホウドリ 北野白梅町店」のトイレの様子
KPIにしたリピーター率はダイニー全導入店No.1!〇〇とダイニーの両輪が◎
ダイニー小原:御社のリピーター率、とんでもないですよ、、!!
ダイニー山田:ダイニーの全導入店の中で、なんと先月リピーター率No.1です。
リピーター売上比率は、大体良い店で30%ぐらいなんですけど、なんと12月の北野白梅町店のリピーター売上比率は72%で、1月も現時点で68%なので、本当に脅威的な数字です。
泉川さま:えぇ!!No.1!!嬉しいです。
ダイニー小原:さらに凄いのが、リピーター以外は新規顧客になるわけですが、その新規顧客も、半分以上がリピーターさんが連れてきたリファラル新規客なんです。
泉川さま:そうですよね、、!(ダッシュボードを)見てて楽しいですもん。たまにこの店リピーター率が90%になってる日もあるんですけど、その時はニッタニタして見てますね。(笑)
ダイニー小原:リピーター率、見てくださってるんですね!
泉川さま:見てますね〜、、!誰が何回リピートしてるかとかも見てます。しっかりKPI追いかけようと決めたのですが、売上でも客数でもないなと。それでリピーターさんにしようと決めたんですよ。僕らリピーターさんのことをファミリーって呼んでて。名前で呼べるようになりたいんですよね。
リピーターさんを大事にすることで、リファラル新規も増えて、売上に繋がるなと。
うちでは、スタッフがお客さまと写真を撮って、名前を入れた画像を作って、店舗スタッフのLINEグループに送るようにしてるんです。すると、勤務に入ってないメンバーも、「〜くん来たね」とわかるんです。
営業日誌も毎日書いてて、「本日のファミリー」という欄にリピーターさんの名前を書くようになりました。
そうしていくうちに、業績が伸びていきましたね。昨日の日誌がこれです。
ダイニー小原:日誌凄いですね、、!スタッフさんもしっかり書いてますし、何より店長さんの熱い想いが溢れてます、、!!
ダイニー山田:他のスタッフさんのマネしたいところを書く欄があるのも良いですね!
「アホウどり」北野白梅町店の日誌。スタッフ一人ひとりが前向きに、楽しんで働いていることが伝わります。
泉川さま:スタッフに楽しく働いて欲しいというのは社長としてずっと大事にしてやってきたんで、その結果がまたダイニーさんのダッシュボードで見えると、スタッフも更にモチベーションが上がるんですよね。
日誌とダイニーさんのダッシュボードとの両輪が良い感じやなと思ってます。
ダイニー小原:ダッシュボードは社員さんも見てくださってるんですか?
泉川さま:見てますね。ダイニーさんやるってなった時に最初にみんなに見せたんですけど、
「めっちゃ楽しそうですね」って言ってました。
ダイニー山田:最初から!すごい。ありがとうございます。
「アホウどり」の新規、リピーター、アンバサダー(新規客を連れてきたリピーター)、リファラル新規(リピーターと来た新規客)の100%積み上げグラフ。見事にリピーターが増え、リファラルでの新規客も増やされていることがわかります。
「ワクワク!」学生の心をくすぐる様々なセグメント配信で効果大!
ダイニー小原:リピーター・ファミリー作りをKPIにされてて、まさにダイニーがピッタリだなと感じているのですが、初めてダイニーのことを知った時はどうでしたか?
泉川さま:ダイニーさんのことを聞いた時はワクワクしましたね、、!
セグメント配信、動画メニュー、そのエンタメ性が他にはないなと。「めっちゃ楽しそう!」と思いました。
モバイルオーダー画面。おすすめメニューは、
名前の通りグツグツした動画が流れて食欲をそそります。
ダイニー山田:1月のメッセージ配信効果売上は既に180万円ですよ。(取材は1月23日)クーポンからの来店率が30%と、かなり効果を出されてます。
ダイニー小原:クーポンの内容は誰が考えていらっしゃるんですか?
泉川さま:みんなで考えてますね。学生の心をくすぐれるようなものを考えてます。
ドリンク1円!とかやるんですよ。無料!よりなんかワクワクしません?
ダイニー小原:確かに!スーパー玉出みたいです!1円にワクワクしてお店に行って結局色々買っちゃうやつですね!(笑)
泉川さま:そうそう(笑)元々公式LINEは触っていたんですけど、効果検証できるのがいいですよね〜!それも楽しくてやめられないですね!
ダイニーさんは企業努力が見えるからいいなって思います。ダイニーAIくんの日報やLINEでの更新情報のお知らせも有り難いです。何かあった時の対応も素晴らしいなと思います。そういうところとお付き合いしたいなと思いますね。
リピーターの定着に向け、様々なセグメント配信を実施。12月は370万円の配信効果売上を出していらっしゃいます。ダイニーダッシュボード上で、より細かな設定が可能になります。
圧倒的ファン作りはスタッフ教育から。「アホウどり」が人として成長できる場に。
ダイニー小原:お話をお伺いしていて、アホウどりさんから圧倒的なワクワクを感じるんですよね。お客さまとスタッフさんのコミュニケーション、ファン作りを大事にされてるかと思うのですが、研修などされてることはあるんですか?
泉川さま:そうですね。面接は店長がやるのですが、入社が決まったら僕が全員に2時間の研修を3回みっちりやります。そこがむしろ僕の仕事ですね。
ダイニー小原:トータル6時間!凄いですね。何を伝えられるんですか?
泉川さま:やっぱり一番は「アホウどりで働く理由」です。時は金なりという言葉がありますが、時間は命だと思うんです。せっかくこのタイミングで働くなら、将来につながる自分磨きをするのか、単にお金のために働くかどっちがいい?って聞きますね。
あとは、仕事と作業の違いとか。「お客さまの笑顔につながること、感動してもらうことをアホウどりでは仕事と呼ぼうよ」って話しますね。
ダイニー小原:仕事の本質を最初にしっかり伝えられるんですね。
泉川さま:そうなんです。するとみんながプラスアルファのアクションを起こしてくれるようになるんです。あとは、アルバイトさんには、キャリアパス制度として「アホの階段」というのがあります。
その一番上がレジェンドって言って、アルバイトだけで開店から閉店まで1日お店を回してもらって、営業計画立てて、数字振り返るまで全部やってもらいます。いわゆる店長業務ですね。
ダイニー小原:そこまでできるようになるんですね!
泉川さま:ちなみに、来月レジェンドにチャレンジするスタッフがいるんですよ。その日は「伝説の1日」って呼んでるんですけど、社員さんには休んでもらって、近くで食事はしてていつでも行けるようにはしています。
それで見事レジェンドになれたら、制服の色と時給が変わるんです。全部でアホの階段は6段あるんですけどそれぞれTシャツの背中の文字が違ってて、レジェンドは黒色で「狂う」っていう文字になります!
ダイニー小原:こんな素敵な環境だと、採用も紹介が生まれそうですよね。
泉川さま:有り難いことに紹介とかお客さんから採用できたりとかばかりですね。卒業しても、後で帰ってきてくれたりします。
夢を叶える人になるには?学生スタッフに届ける想いと習慣
ダイニー小原:泉川さんは”人への想い”が本当に強いんだなと思ったのですが、人としてこれを大事にして欲しい!というものはあるんですか?
泉川さま:まさに、人として身につけて欲しい「アホ十一箇条」があるんですよ。朝礼の時にみんなでやります。
というのも、毎年いろんな学生さんが入って卒業していきますが、それぞれ将来の夢は違ってて、この子たちの夢には直接的に貢献できないなっていう悩みがあったんですよね。
でも、ここって、毎日いろんなお客さんが来て、対話して、喜んでもらって、その答え合わせが毎日出てくるので、日々成長する場としては最高やなって思ったんです。
僕は、夢を叶える人は、応援される人だと思ってて。「アホ十一箇条」を日々積み重ねて、人から応援される人になってほしいなと思って作りました。そうしたら、どんな夢でも達成率が上がるなと。
それで、僕らっぽく、面白くしようって作りました。みんなで掛け声しながらポーズするんですよ(笑)
ダイニー小原:本質的で楽しいって最高です、、!将来に活きる学びの場になってるんですね。多くの学生さんに御社で働いて欲しいです、、!
でもまさに応援されるって大事ですよね。ダイニー山田がまさに東大在学中に起業して、プロダクトが完成してないのに既にお客さまがいたそうなんです。これこそ応援されていた証ですよね。
泉川さま:いやぁほんと凄いですね!!
ダイニー山田:まだまだ夢を叶える道のりは長いので頑張ります!
泉川さま:僕らも、やっとこうやって学生が集まるポジションが見つかったので、大阪の学生街にも出していきたいですし、22時の乾杯を文化にしていきたいです。頑張ります!
朝礼で毎日行う「アホ十一箇条」
ダイニー小原あとがき
泉川さまは、学生時代に「こんなお店を創りたい」と感じた景色と、その時の温かな気持ちを色鮮やかに再現されていて、泉川さまの今までの人生を一緒に感じさせていただけたような、ワクワクしっぱなしのお時間でした。会社のコンセプトは、プライベートで大きく気持ちが落ち込んだ時に友達が盛大に笑わせてくれて救われたことから、「アホは世界を救う」と思って決まったのだそうです。
きっと、ご自分の人生に影響を与えた人がいらっしゃったからこそ、泉川さまも人の人生にプラスになることがしたいと思われたのだと思います。
「人のためになりたい」という思いも、誰がどうなることを願うのかは人それぞれ違います。学生さんが”今”楽しむことだけでなく、ずっと一緒にいたいと思えるような仲間作り、将来に繋がる成長、きっと忘れないであろう大人のイキイキとした背中など、将来に生きる体験を届けていらっしゃるのだなと感じました。
そんな泉川さまの願い、ワクワクを形にする手段として、ダイニーを使って頂けて本当に嬉しいです。
私も自分の今の在り方を形成する景色って何だったかなと思い出すと、たくさんの大好きな人たちとの思い出や鮮やかな景色が出てきて、温かな気持ちになりました。
ずっと、この景色を忘れず、増やしながら生きていきたいですし、頂いてきた恩を送り続ける人生にしようと改めて思いました。
泉川さま、ありがとうございました!
株式会社アホウプロジェクトのご紹介
社名 | 株式会社アホウプロジェクト |
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住所 | 〒604-8431 |
設立 | 2016年 12月13日 |
代表 | 泉川 武士 |
事業内容 | 飲食店の経営 |
企業HP | https://www.ahou.co.jp/company.html |
ライターの紹介
広報
小原 万美子
「人と組織の可能性が最大化する環境づくり」を軸に生きる人間。大阪教育大学卒業。学生時代は飲食店でアルバイトをし、尊敬する店長に育てられながら接客にやりがいを感じる。その後日本人1人で海外ボランティアを経験して視野が広がり、休学をしてUSJにてエンターテイナーを経験、人の心を動かす仕組みや環境を学ぶ。卒業後は教育事業会社にて広報、採用を担当。同時に個人事業主としても広報、マーケティング、デザイン等を行う。その後、日本中・老若男女に関わる環境で、人間の本質が生きる仕組みを拡げたいと、株式会社ダイニーに入社。使命に生きる喜びに溢れながら尽力中。