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CRMは、データ分析、CRMコミュニケーションツール、および自動化を通じて、顧客関係を向上を表現しているイラスト

コラム

2026.03.10

CRM分析とは?主要7手法の特徴と売上アップの具体施策、ツール選びまで徹底解説

  • 基礎情報

顧客の購買行動が多様化する現代において、すべての顧客に同じアプローチをする手法は限界を迎えています。そこで重要となるのが、顧客一人ひとりの状態を可視化し、最適なコミュニケーションを行う「CRM分析」です。
本記事では、CRM分析を行う本来の目的から、RFM分析やデシル分析など主要な7つの手法の特徴、さらには分析結果を実際の売上につなげる具体的な施策までを徹底解説します。

CRM分析とは?目的と重要性

CRM分析とは、CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)ツールに蓄積されたデータを分析し、顧客の状態を可視化する手法です。年齢や性別などの属性データと、購入日時や金額などの行動データを組み合わせることで、顧客一人ひとりのニーズを把握できます。
出典:CRMとは?機能やメリット、活用法をわかりやすく解説【事例あり】丨Salesforce

経験や勘に頼った画一的なアプローチではなく、データに基づいた精度の高いマーケティング施策を実行することが可能です。結果として、顧客満足度を高めながら企業の利益を最大化する土台となります。

顧客を知りLTV(生涯価値)を高める

CRM分析を行う最大の目的は、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上です。LTVとは、一人の顧客が取引開始から終了までの期間に、企業にもたらす利益の総額を指します。単発の売り上げではなく、長期的な関係性を重視する指標です。
例えば、過去の購入履歴を分析し、消耗品がなくなりそうなタイミングで通知を送れば、顧客はストレスなくリピート購入できます。適切なタイミングでの提案は、顧客に「自分のことを理解してくれている」という安心感を与えます。
このように顧客データを深く理解し、適切なコミュニケーションを続けることで、信頼関係が構築されます。結果として、他社への乗り換えを防ぎ、長く自社商品を利用し続けてもらうことが可能になります。

新規獲得より低コストで売上を作る

CRM分析が重要視される大きな理由は、高いコストパフォーマンスで売上を作れる点にあります。マーケティングには「1:5の法則」があり、新規顧客を獲得するコストは、既存顧客を維持するコストの5倍かかると言われています。
出典:1:5の法則丨NTT東日本ホーム

Web広告などで不特定多数にアプローチして新規開拓を行うには、多額の広告費が必要です。一方で、すでに接点のある既存顧客へのアプローチは、メール配信やアプリ通知などを活用できるため、費用を低く抑えられます。
また、一度購入して商品の良さを知っている顧客は、購入への心理的なハードルが低い傾向にあります。CRM分析によって既存顧客の再購入(リピート)を促すことは、最も効率よく利益を生み出すための確実な手段です。

主要な分析手法7選と選び方

選び方と書かれたブロック、電卓、スマホ、ノート

CRM分析には多くの手法があり、解決したい課題によって使い分ける必要があります。売上を短期間で伸ばしたいのか、長期的なリピート率を改善したいのか、目的を明確にすることが第一歩です。
ここでは、代表的な7つの分析手法の特徴と、どのような場面で有効かを解説します。

分析手法概要・特徴こんな時におすすめ(目的)
RFM分析最新購入日・頻度・金額の3指標でランク付け優良顧客を特定し、ランク別にアプローチしたい時
デシル分析購入金額順に10等分して分析売上への貢献度が高い層をざっくり把握したい時
CPM分析顧客の状態(離脱・育成など)で分類長期的な関係構築や顧客育成を行いたい時
セグメンテーション年齢・性別・地域などの属性で分類ターゲットを絞って広告やキャンペーンを打ちたい時
行動トレンド季節や曜日ごとの売上傾向を分析最適なメルマガ配信時期やキャンペーン時期を知りたい時
LTV分析顧客一人あたりの生涯利益を算出広告予算の適正化や、長期的な事業計画を立てたい時
CTB分析色・形・サイズ・ブランド等の好みで分析顧客の好みに合わせた商品をレコメンドしたい時

それぞれの特徴を理解し、自社の現在の課題に最も適した手法を選定する際の参考にしてください。

RFM分析:優良顧客を3指標で特定

RFM分析は、顧客の購買行動を3つの指標で評価し、グループ分けする手法です。Recency(直近の購入日)、Frequency(購入頻度)、Monetary(購入金額)の頭文字を取っています。
出典:RFM分析丨Synergy!

この分析を行う理由は、現在の顧客の状態を客観的な数値で把握できるからです。例えば、「R:1週間以内、F:10回以上、M:10万円以上」の顧客は最優良顧客と判断できます。逆に「R:1年前」であれば、離脱の可能性が高いと分かります。
各ランクに応じた施策を打つことで、マーケティングの精度が向上します。優良顧客には特別オファーを出し、離脱しそうな顧客には呼び戻しのクーポンを送るなど、状態に合わせたアプローチが可能になります。

デシル分析:売上貢献度で10等分

デシル分析は、全顧客を購入金額の高い順に並べ、10等分して分析する手法です。「デシル」はラテン語で「10分の1」を意味します。各グループの購入比率を算出することで、どの層が売上の大半を支えているかが可視化されます。
一般的に、上位2つのグループ(20%の顧客)で売上の80%を占める「パレートの法則」が成り立つことが多いです。この上位層を特定し、リソースを集中させることで、効率よく売上を維持・拡大できます。
ただし、デシル分析は過去の購入「累計」金額のみを指標とするため、「1年前に一度だけ高額購入し、その後来店していない顧客」も上位に含まれてしまう点には注意が必要です。購入日が古い顧客を見分けるには、RFM分析との併用が推奨されます。

CPM分析:顧客の状態・心理で分類

CPM(Customer Portfolio Management)分析は、顧客を「在籍期間」や「離脱期間」などで分類し、育成することを目的とした手法です。RFM分析が「時点」での評価なのに対し、CPMは顧客との「関係性の長さ」や「心理状態」を重視します。
RFM分析では「最近購入がない」だけでランクが下がりますが、CPM分析では「以前は頻繁に買っていたが現在は休眠中」といった詳細なステータスで管理します。一般的には「初回離脱客」「定着客」「優良客」「休眠客」のように、自社との関係性や購入継続期間に基づいて分類します。
短期的な売上追求による、顧客の離脱を防ぐことができます。顧客の状態に寄り添ったコミュニケーションを行い、長期的に良好な関係を築いてLTVを最大化したい場合に適しています。

セグメンテーション:属性ごとの傾向

セグメンテーション分析は、顧客を属性ごとにグループ分けして特徴を掴む手法です。年齢、性別、居住地などの「人口統計学的属性」や、業種、企業規模などの「企業属性」を用いて分類します。
属性が似ていれば、抱える悩みやニーズも似ている傾向があるためです。例えば、「30代女性・都内在住」の層で特定の商品が売れている場合、同じ属性の未購入者にもその商品が響く可能性が高いと予測できます。
この分析は、他の分析手法の基礎として活用されます。ターゲットを絞り込んで広告を配信したり、特定の地域限定でキャンペーンを行ったりする際の判断材料として不可欠です。

行動トレンド:購入時期・季節性

行動トレンド分析は、特定のシーズンや曜日、時間帯ごとの売上傾向を分析する手法です。顧客が「いつ」商品を求めているのかという時間軸での動きを把握します。
商品の需要には必ず波があるため、最適なタイミングを逃さないことが重要です。例えば、冬物衣料の売上が伸び始めるのが「気温が15度を下回った週」だと分かれば、その直前にメルマガを配信することで反応率を高められます。
過去のデータを基に需要予測を行うことで、在庫切れによる機会損失や、過剰在庫のリスクを減らすことも可能です。キャンペーンの開始時期やメルマガの配信時間を最適化するために活用されます。

LTV分析:1人あたりの生涯利益

LTV分析は、一人の顧客が生涯でどれだけの利益をもたらしてくれるかを算出・分析する手法です。平均購入単価、購入頻度、継続期間を用いて計算します。
この指標が重要な理由は、新規顧客獲得にかけられるコストの上限(CPA)を正確に定めるためです。例えば、LTVが1万円であれば、獲得コストに1万5千円かけてしまうと赤字になります。LTVを把握することで、適正な広告予算を組むことができます。
また、LTVが高い顧客の共通点を分析することで、優良顧客になりやすい層をターゲットにした集客が可能になります。短期的な売上だけでなく、長期的な収益性を重視した経営判断に役立ちます。

CTB分析:色・形・サイズ等の嗜好

CTB分析は、どんな商品が好まれているかを3つの分類で分析する手法です。Category(大分類:メンズ・レディースなど)、Taste(テイスト:色・柄・サイズ・形など)、Brand(ブランド)の頭文字です。
顧客が「何を買ったか」ではなく「どんな特徴の商品を好むか」を深掘りするために行います。例えば、「パステルカラー」や「Sサイズ」の商品ばかり購入している顧客がいれば、次も同様の特徴を持つ新商品を提案すると購入されやすくなります。
個人の趣味嗜好に合わせたレコメンデーションを行う際に極めて有効です。顧客一人ひとりの好みを予測できるため、精度の高い「おすすめ商品」の提示や、商品開発のヒントとしても活用できます。

BtoBとBtoCの使い分け表

CRM分析の手法は、ビジネスモデルによって向き不向きがあります。BtoB(法人向け)とBtoC(一般消費者向け)では、顧客数や購買プロセスが大きく異なるためです。
BtoBは顧客数が比較的少なく、決裁プロセスが複雑なため、個別の関係性を管理する手法が適しています。一方、BtoCは顧客数が多く、衝動買いや嗜好性が強いため、全体傾向や行動パターンを分析する手法が向いています。
それぞれのビジネスモデルで、優先的に取り入れるべき手法を以下の表にまとめました。

分析手法BtoB(法人)BtoC(個人)特徴・活用シーン
RFM分析膨大な個人顧客のランク付けに最適
デシル分析上位顧客の特定が容易。単純明快
CPM分析長期的な関係構築と育成に強み
セグメンテーション業種・規模(BtoB)、年齢・性別(BtoC)
行動トレンド季節性商品やキャンペーン時期の特定
LTV分析広告予算の算出や事業計画の基礎
CTB分析個人の趣味嗜好に合わせた提案に必須

分析結果を売上に変える具体施策

起業家が電卓を使ってコストと利益を算出している、収益グラフの上昇コンセプト

分析によって顧客を分類できたら、それぞれのセグメントに合わせた具体的なアクションを起こす必要があります。すべての顧客に同じメールを一斉送信するだけでは、高い反応率は望めません。
ここでは、顧客の状態(ステータス)を「優良顧客」「離脱予備軍」「休眠顧客」の3つに分け、それぞれの心理に響く効果的なアプローチ方法を解説します。

顧客セグメント顧客の状態・心理推奨される具体施策
優良顧客「ブランドのファン」
承認欲求があり、特別扱いを求めている。
・シークレットセールの招待
・新商品の先行予約
・限定イベントへの招待
離脱予備軍「他社と比較中」
足が遠のいており、戻るきっかけが必要。
・期限付きクーポン(緊急性)
・不満要因のアンケート(ポイント付与)
休眠顧客「忘れている」
生活環境の変化などで必要性を感じていない。
・バースデーメール
・消耗品の買い替え提案
・売り込み感のない季節の挨拶

優良顧客:特別感のある先行優待

頻繁に購入してくれる優良顧客(ロイヤルカスタマー)には、「あなたは特別なお客さまです」というメッセージを伝える施策が最も有効です。割引による安売りよりも、承認欲求を満たす「優遇」が喜ばれる傾向にあります。
この層はすでに自社商品のファンであり、価格以外の価値を重視しています。そのため、一般顧客と同じ扱いを受けると「大切にされていない」と感じ、満足度が下がるリスクさえあります。
具体的には、以下のような「先行」や「限定」をキーワードにした施策が効果的です。
・シークレットセールの招待: 一般公開の3日前に購入できる権利を付与する。
・新商品の先行予約: 入手困難な人気商品を優先的に確保する。
・限定イベントへの招待: VIP限定の試食会や体験会に招く。

こうした特別感のある対応によって、「このブランドを使い続けたい」というロイヤリティがさらに高まり、LTVの向上につながります。

離脱予備軍:クーポンとアンケート

「以前は頻繁に来ていたが、最近来店がない」という離脱予備軍には、再来店のきっかけとなる強力なオファーが必要です。他社への乗り換えを検討しているか、すでに乗り換えつつある危険な状態だからです。
この段階では、単なる商品紹介メールを送っても無視される可能性が高いです。「今すぐ戻ることにより得られるメリット」を提示し、心理的なハードルを下げることが急務となります。
例えば、以下のような期限付きの特典が効果を発揮します。
・期限付きクーポンの配布: 「72時間限定 1,000円OFF」など、緊急性を持たせる。
・不満要因のヒアリング: 「最近ご利用がない理由を教えてください」とアンケートを実施し、回答者にポイントを付与する。

特にアンケートは、離脱を食い止めるだけでなく、サービス改善のヒントを得る貴重な機会にもなります。顧客が何に不満を感じて足が遠のいたのかを知ることで、根本的な対策が打てます。

休眠顧客:想起させるメール配信

長期間購入がない休眠顧客には、売り込み色を消した「存在を思い出してもらう(想起させる)」アプローチが必要です。いきなり商品を売り込むと、「しつこい」と思われてメルマガ解除につながる恐れがあります。
休眠顧客の多くは、単に「なんとなく忘れている」か「今の生活に必要なくなった」状態です。再び関心を持ってもらうには、顧客の個人的なタイミングや記念日に合わせた連絡が有効です。
具体的には、以下のような「きっかけ作り」の連絡を行います。
・バースデーメール: 誕生月に「お祝いポイント」をプレゼントする。
・消耗品の買い替え提案: 過去に購入した商品の耐用年数が近づいた際に案内を送る。
・季節の挨拶: 商品情報を含まない、純粋な挨拶メールで関係を温め直す。

「久しぶりにサイトを覗いてみようかな」という軽い気持ちを引き出すことが、休眠復帰への第一歩となります。

施策が失敗する3つの原因と対策

CRM分析は強力な武器になりますが、導入すれば必ず成功するわけではありません。多くの企業が、データの不備や運用体制の問題でつまずき、思うような成果を出せずにいます。
ここでは、CRM施策が失敗する典型的な3つの原因と、それを防ぐための具体的な対策を解説します。これらを事前に把握しておくことで、無駄なコストや労力を防ぐことができます。

失敗の原因起こりうる問題講じるべき対策
① データの入力漏れ・不備正しい分析ができず、的外れな施策になる。
例:買ったばかりの人に「お久しぶり」メールが届く。
・名寄せ(ID統合)を行う
・現場でのデータ入力ルールを徹底する
② 手段の目的化分析レポートを作って満足し、売上が増えない。
コストだけがかさんでいく。
・「誰に何をするか」のアクションを決めてから分析する
・施策とセットで分析を行う
③ 現場への共有不足本部だけが顧客を知り、現場(店舗・営業)が活かせない。
接客時にチャンスを逃す。
・分析結果を現場の端末に自動反映する
・接客中に情報が見られる仕組みを作る

データの入力漏れと名寄せ不備

最も多い失敗原因は、分析の土台となるデータの精度が低いことです。データ分析には「Garbage In, Garbage Out(ゴミが入ればゴミが出る)」という原則があり、入力データが不正確であれば、どんなに高度な分析を行っても誤った結果しか導き出せません。
特に問題となるのが「名寄せ(なよせ)」の不備です。名寄せとは、同一人物のデータを一つに統合する作業のことです。例えば、同一人物が「店舗」と「ECサイト」で別々のID登録をしてしまうと、システム上は「2人の別人」として認識されます。
この状態で分析すると、「実店舗で昨日買ったのに、ECサイトのデータに基づいて『お久しぶりですか?』というメールが届く」といった不整合が起きます。これを防ぐためには、会員IDの統合を進めるとともに、現場での入力ルールを徹底し、データの入力漏れをなくすことが不可欠です。

手段の目的化(分析して満足)

次に多いのが、分析すること自体が目的になってしまうケースです。本来、分析は「売上を上げる」「顧客満足度を高める」ための手段にすぎませんが、複雑なデータをグラフ化してレポートを作っただけで満足してしまう担当者は少なくありません。
どれだけ精緻なデシル分析やRFM分析を行っても、それに基づいたアクション(メール配信やDM送付など)を起こさなければ、売上は1円も増えません。分析結果を眺めているだけの時間は、企業にとってコストでしかないのです。
対策として、分析を始める前に必ず「この分析結果が出たら、誰に何をするか」という出口戦略を決めておくことが重要です。「離脱層が特定できたらクーポンを送る」「優良層がわかったら限定イベントに誘う」など、次のアクションとセットで分析を行う習慣をつけましょう。

現場へのフィードバック不足

マーケティング部門が分析した結果が、実際の顧客対応を行う現場(店舗スタッフや営業担当)に共有されていないことも大きな原因です。本部のパソコンの中にだけ貴重なデータが眠っている状態では、機会損失が生まれ続けます。
例えば、データ上では「離脱しそうな危険な顧客」と分かっていても、現場の営業担当がそれを知らなければ、訪問時に適切なフォローができません。逆に、現場の肌感覚とデータの数値にズレがある場合、その原因を擦り合わせることもできません。
対策としては、分析結果を現場のタブレット端末やCRMツールに自動で反映させる仕組み作りが必要です。接客するその瞬間に「このお客さまは誕生日が近い」「最近購入頻度が落ちている」といった情報が目に入る環境を整えることで、スタッフの対応力が劇的に向上します。

ツール導入の判断基準と選び方

マルバツ札を持つ手

CRM分析に取り組む際、最初から高額な専用ツールを導入する必要はありません。しかし、データ量が増えるにつれて、手作業での管理には限界が訪れます。
ここでは、エクセルでの管理から専用ツールへ切り替えるべきタイミングと、自社に最適なツールを選ぶための基準を解説します。

エクセル管理の限界

エクセルは手軽でコストがかからない反面、データ量が増えると管理が困難になります。 明確な決まりはありませんが、顧客数が数百名〜1,000名を超え、複数人でデータを共有・編集する必要が出てきた段階が、専用ツール導入の検討ラインと言われています。データ行数が数万行を超えると、ファイルの動作が重くなり、集計作業に膨大な時間がかかります。また、関数が壊れたり、データ入力時にズレが生じたりする人的ミス(ヒューマンエラー)のリスクも高まります。
さらに、複数人で同時にファイルを編集できない点も大きなデメリットです。「最新のファイルがどれか分からない」「誰かが編集中で開けない」といった状況は、業務効率を著しく低下させます。チームでリアルタイムに情報を共有する必要が出てきたら、クラウド型のCRMツールの導入が推奨されます。

自社に合う機能とコストの比較

ツール選びで最も重要なのは、「多機能なツールが良いツールとは限らない」という点です。高機能なツールは分析の自由度が高い反面、操作が複雑で使いこなせず、高額な月額費用が無駄になるケースが後を絶ちません。
自社のビジネスモデルや課題に合わせて、必要な機能を見極める必要があります。
・BtoB(法人営業): 案件管理や営業プロセスの可視化が強いツール。
・BtoC(小売・EC): メールの一斉配信や、LINE連携、ポイント管理機能が充実しているツール。
・小規模店舗: POSレジと連動し、手間なく顧客データが溜まるシンプルなツール。

コストを比較する際は、月額費用だけでなく、導入時の初期費用や、運用をサポートしてもらうためのコンサルティング費用も含めて試算します。「まずは必要な機能だけを備えた安価なプランから始め、成長に合わせてアップグレードできるか」を確認することも大切です。

まとめ:まずは小規模に始めてみる

本記事では、CRM分析の目的から主要な7つの手法、失敗しないためのポイントまでを解説しました。
重要なポイントをおさらいします。
・目的を明確にする: 分析は手段であり、ゴールはLTV(顧客生涯価値)の向上と売上アップにある。
・適切な手法を選ぶ: 顧客のランク付けならRFM分析、長期的な育成ならCPM分析など、課題に応じて使い分ける。
・アクションとセットで考える: 分析結果を見て満足せず、優良顧客への優待や離脱客へのクーポンなど、具体的な施策を実行する。
・データ精度を保つ: 名寄せや入力ルールの徹底を行い、正しいデータを蓄積する。

CRM分析はいきなり完璧をめざす必要はありません。まずは手元のエクセルlにあるデータを使って、簡単なRFM分析から始めてみてください。小さな分析と改善を繰り返すことで、顧客への理解が深まり、確実な売上向上につながります。特に、お客さまとの接点が極めて多い「飲食業」などの店舗ビジネスにおいては、汎用的なツールよりも、現場のオペレーションに深く連携した専用のCRMが大きな力を発揮します。

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