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カフェで頭を抱えるエプロンをつけた女性

コラム

2026.08.17

モバイルオーダー システムの選び方!売上向上と業務効率化を実現するポイント

  • 基礎情報

モバイルオーダー システムは、お客さま自身のスマートフォンで注文から決済までを完結させる仕組みです。深刻化する飲食業界の人手不足を解消し、業務効率化を実現するツールとして導入が急増しています。
本記事では、モバイルオーダー システムの仕組みや導入メリット、失敗しないための選び方を解説します。さらに、最新の市場データに基づき、単なるコスト削減にとどまらない、CRMを活用した売上向上につながる選定基準についても詳しく紹介します。

モバイルオーダー システムとは

席でモバイルオーダーをする男性

モバイルオーダー システムは、お客さま自身のスマートフォンを利用して、注文から決済までを完結させる仕組みです。店舗側は専用の端末を用意する必要がなく、お客さまはテーブルに設置されたQRコード(※1)を読み込むだけでメニューを閲覧し、注文できます。POSレジと連携することで、注文データがリアルタイムに厨房へ伝わり、業務効率化を実現します。

※1『QRコード』は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

モバイルオーダー システムの仕組み

モバイルオーダー システムは、お客さまのスマートフォンで注文から決済までを完結させる仕組みです。注文データはクラウドを経由して厨房のディスプレイやプリンターに直接送信されます。これにより、ホールスタッフがテーブルまで注文を聞きに行く手間が省かれます。お客さまは自身のペースでメニューを選び、好きなタイミングで注文を確定させることが可能です。

従来のキャッシュレジスター(ガチャレジ)での運用と比較して、ホールスタッフの業務負担は大幅に軽減されます。注文の聞き間違いや手書き伝票の紛失といった人的ミスも未然に防ぐことが可能です。結果として、少ない人数でもスムーズな店舗運営が実現し、スタッフは料理の提供や接客サービスの向上に専念できるようになります。

POSレジとの連携による一元管理

モバイルオーダー システムは、POSレジ(販売時点情報管理)と連携させることで真価を発揮します。注文データが自動でPOSレジに反映されるため、手打ち入力の手間が不要です。これにより、会計時の待ち時間を大幅に短縮し、正確な精算業務が可能になります。レジ締め作業にかかる時間も削減され、閉店後の業務効率が劇的に改善します。

さらに、売上データや在庫データの一元管理が実現します。どのメニューがいつ、どれだけ売れたかをリアルタイムで把握できるため、的確な発注業務や在庫管理が可能です。店舗全体のオペレーション効率が飛躍的に向上し、品切れによる機会損失や食材の廃棄ロスを最小限に抑えることができます。

モバイルオーダー システムを導入するメリット

「Merit」の文字が入った木製キューブ

モバイルオーダー システムの導入は、飲食店が抱えるさまざまな課題を解決し、店舗運営に多くのメリットをもたらします。特に依然として高水準の人手不足への対応や、業務効率化によるコスト削減に直結します。さらに、注文の機会損失を防ぐことで客単価の向上につながるほか、顧客データを蓄積してマーケティングに活用することも可能です。
ここでは、具体的なメリットを公的データとともに解説します。

業務効率化と人手不足の解消

飲食業界における人手不足は非常に深刻な経営課題です。厚生労働省によると、宿泊業・飲食サービス業の未充足求人は依然として高い水準で推移しています。労働力の確保が極めて困難な状況下において、システムによる業務の代替と省力化が急務となっています。

出典:労働経済動向調査(令和8(2026)年5月)の概況|厚生労働省

モバイルオーダー システムの導入は、この課題に対する有効な解決策です。経済産業省のデータによれば、キャッシュレス決済とシステムの導入によりレジ対応の作業時間が20%削減されると報告されています。人的ミスの削減と飛躍的な業務効率化が公的データからも証明されています。

出典:キャッシュレス推進検討会とりまとめ(概要版)|経済産業省

客単価の向上と追加注文の促進

モバイルオーダー システムは、業務効率化だけでなく売上拡大にも直接的に寄与します。最大の要因は、店員を呼ぶ心理的ハードルの解消です。お客さまは自身のスマートフォンから、好きなタイミングで気兼ねなく注文できます。スタッフの状況を伺う必要がないため、注文に対するストレスが大幅に軽減されます。

特に、混雑時における注文の機会損失を確実に防ぐことが可能です。ドリンクのおかわりやデザートなどの追加注文が自然と促進される仕組みが整っています。結果として、1組あたりの客単価が確実に向上し、店舗全体の利益率改善に大きく貢献します。

顧客データの蓄積とCRMへの活用

取得した顧客データをCRM(顧客関係管理)に活用することは、長期的な売上向上に不可欠です。中小企業庁の調査でも、デジタル化やデータ利活用を進めた企業は、取り組んでいない企業と比べて労働生産性や売上高が増加する傾向にあると報告されており、顧客データの活用が業績の向上に直結することがうかがえます。

出典:2025年版中小企業白書(第5節 デジタル化・DX)|中小企業庁

単なる注文ツールとして終わらせず、顧客の属性や注文履歴を蓄積し、再来店を促す施策に連携させることが重要です。データに基づいた的確なマーケティングを展開することで、リピーターを確実に獲得し、外的要因に左右されない安定した店舗経営を実現します。

モバイルオーダー システムのデメリットと対策

デメリットのアイキャッチ画像

モバイルオーダー システムの導入には多くのメリットがある一方で、運用にあたって注意すべきデメリットも存在します。導入後に運用が回らなくなるといった事態を防ぐためには、事前に懸念点を把握し、適切な対策を講じることが重要です。
機器やネットワークのトラブル、スマートフォンを持たないお客さまへの配慮など、現場で起こりうる課題とその解決策を解説します。

スマートフォン操作が苦手なお客さまへの対応

高齢のお客さまなど、スマートフォンの操作に不慣れな層への配慮は欠かせません。デジタルとアナログを組み合わせたハイブリッド運用が効果的な対策です。全ての注文をシステムに限定せず、柔軟な対応窓口を残すことが求められます。顧客層に合わせた臨機応変な接客が、店舗の評価を左右します。

具体的には、従来の紙メニューとの併用や、スタッフによる直接注文の受け付けを並行して行う運用方法です。これにより、システムを利用できないお客さまの不満を解消し、幅広い客層に対して高い顧客満足度を維持できます。デジタル化を進めつつも、ホスピタリティを損なわない工夫が必要です。

通信トラブルやネットワーク障害時の備え

システムはインターネット回線に依存するため、通信トラブルへの対策が必須です。店舗内の安定したWi-Fi環境の整備が運用の大前提となります。回線が途切れると注文が厨房に届かず、店舗運営に重大な支障をきたします。導入前に通信環境の調査と適切な機器の選定を行うことが不可欠です。

万が一のネットワーク障害時に備え、オフライン環境でも対応できる業務フローを事前に準備することが重要です。ハンディ端末や手書き伝票への迅速な切り替え手順をマニュアル化し、スタッフ全員に周知徹底する必要があります。緊急時の対応力が、店舗の信頼性を守る鍵となります。

導入費用と月額費用の負担

システムの導入には初期費用や月額費用が発生し、コスト面での懸念を抱く経営者は少なくありません。しかし、国や自治体の補助金制度を活用することで、費用負担を大幅に軽減することが可能です。適切な情報収集を行い、活用できる制度を見極めることが初期投資を抑えるポイントです。

例えば、経済産業省(中小企業庁)発表の「デジタル化・AI導入補助金2026」では、モバイルオーダーのソフトウェア購入費や関連ハードウェアが補助対象となります。最新の支援制度を積極的に活用し、コスト不安を払拭した上でシステムの導入を進めることが賢明な経営判断です。

出典:デジタル化・AI導入補助金2026|中小企業庁

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モバイルオーダー システムの選び方と選定基準

チェックマークとバツ印のブロック。

自店舗に最適なモバイルオーダー システムを選ぶためには、単なる費用の安さだけでなく、店舗の課題や目的に合った機能を見極めることが不可欠です。システムは大きく分けて「無料・低コスト重視」「POS連動・業務効率化重視」「CRM・売上向上特化」の3つの用途別に分類できます。
ここでは、導入後に後悔しないための具体的な選定基準と、事前に確認すべきポイントを解説します。

自店舗の課題に合わせた用途別の分類

システムを選定する際は、自店舗の課題に最適なタイプを見極めることが重要です。システムは大きく分けて「無料帯」「POS連動型」「CRM特化型」の3つの用途別に分類できます。店舗の現在の成長フェーズと将来の目標に合わせて、適切なシステムを選ぶ必要があります。

費用を抑えたい小規模店舗には無料帯が適していますが、業務効率化を求めるならPOS連動型が必要です。さらに、継続的な売上拡大をめざす場合は、顧客データ分析に優れたCRM特化型を選択することが最適解となります。目先のコストだけでなく、投資対効果を見据えた選定が求められます。

既存のPOSレジとの連携可否

選定において最も確認すべきポイントは、既存のPOSレジとの連携可否です。現在使用しているPOSレジとスムーズに連携できるシステムを選ぶことが最優先事項です。連携できない場合、注文の二度打ちなど新たな手間が発生し、本来の目的である業務効率化が損なわれます。

システム単体で稼働させると、売上データが分散し、正確な経営分析が困難になります。オペレーションを崩さず、データの一元管理を実現できる親和性の高さが、導入後に後悔しないための重要な選定基準です。導入前に必ずベンダーへ連携実績と仕様を確認してください。

リピーター獲得(販促)機能の有無

システムを単なる注文機として終わらせないためには、販促機能の有無が鍵を握ります。LINE連携などによる顧客情報の取得機能が備わっているかを確認することが重要です。新規顧客をいかにしてリピーターへと育成するかが、飲食店の利益を左右する最大の要因となります。

注文と同時に友だち追加を促し、蓄積した顧客データをもとに再来店を促すメッセージ配信ができるシステムが理想的です。CRM機能が充実しているシステムを選ぶことで、中長期的な売上向上と利益の最大化を同時に実現できます。販促の自動化は、人手不足時代における強力な武器です。

モバイルオーダー システムで売上向上をめざすなら「ダイニー」

モバイルオーダー システムを通じて、業務効率化だけでなく売上の最大化をめざすなら、CRM特化型の「ダイニー」が適しています。ダイニーは、注文と同時に顧客情報を自動で取得し、POSレジに蓄積・分析できるプラットフォームです。単なるオーダー業務の自動化にとどまらず、取得したデータを活用した効果的なリピート施策を実現します。人件費削減と継続的な売上拡大を同時に推進します。

LINE連携による効果的なリピーター獲得

ダイニーの最大の強みは、LINE公式アカウントとのシームレスな連携機能です。お客さまが注文する際、同時にLINEの友だち追加が完了する仕組みが構築されています。店舗側は特別な案内をする手間がかかりません。自然な流れで顧客との接点を持つことが可能です。

この連携により、お客さまの属性情報や注文履歴を自動で取得し、精度の高いメッセージ配信が可能になります。来店直後のお礼メッセージや、誕生月クーポンの自動配信など、再来店を強力に後押しする機能が備わっています。効果的な販促施策を手間なく実行できる点が大きな魅力です。

顧客データを活用した高度なCRM

ダイニーは、取得した膨大なデータを売上向上に直結させる高度なCRM機能を搭載しています。エクセル等での煩雑な顧客管理を完全に排除し、POSレジに蓄積されたデータを自動で分析します。データ集計にかかる膨大な作業時間を削減し、経営判断のスピードを加速させます。

来店回数や注文傾向に基づき、優良顧客の可視化やターゲットを絞った効果的なマーケティング施策を即座に実行できます。勘や経験に頼らないデータドリブンな店舗経営を実現し、顧客満足度と利益率を同時に高めます。顧客一人ひとりに合わせた最適なアプローチが可能です。

充実したサポート体制

新しいシステムの導入には不安がつきものですが、ダイニーは店舗に寄り添う手厚いサポート体制を提供しています。導入前の初期設定からスタッフへの操作研修まで、専任の担当者が徹底的に伴走します。IT機器の操作に不慣れなスタッフが多い店舗でも、安心して導入を進めることができます。

運用開始後も、データ分析に基づく売上アップの施策提案や、定期的なフォローアップを実施しています。単なるシステム提供にとどまらず、店舗の成長を共にめざすパートナーとして、安心して利用できる環境が整っています。導入効果を最大化するための継続的な支援が受けられます。

まとめ:自店舗に最適なモバイルオーダー システムを選ぶために

モバイルオーダー システムは、単なる注文の自動化ツールではありません。人手不足を解消し、継続的な売上向上を実現するための重要な経営基盤です。
本記事で解説した選定のポイントを振り返ります。

・既存のPOSレジと連携し、業務効率化とデータ一元管理を実現する
・国や自治体の最新の補助金制度を活用し、導入コストを適切に抑える
・自店舗の課題に合わせて、無料帯、POS連動型、CRM特化型から選定する
・LINE連携など、顧客データを蓄積してリピーター獲得につなげる機能を確認する
・高齢のお客さまへの配慮や、通信障害時のオフライン対策を事前に準備する

これらの基準を満たし、売上の最大化をめざす飲食店には、CRM特化型のダイニーが最適です。自店舗の課題を明確にし、未来の成長を見据えたシステム選定を行ってください。

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監修:ダイニー編集チーム
飲食店向けDX・POS・モバイルオーダー領域の情報発信を行うダイニーのコンテンツ編集チーム。
飲食業界のトレンド、店舗運営、インボイス制度などの最新情報を調査・整理し、飲食店経営者や店舗責任者に役立つ情報を発信しています。

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